大手法人機械対策課SH@CKの新台講座「P〈物語〉シリーズ セカンドシーズン」

2021.01.18 / 連載

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【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座
#178


今週の紹介機種は「P〈物語〉シリーズ セカンドシーズン」
2月8日導入開始予定
メーカー:銀座
目標12,000台予定


2013年に初のパチスロが登場して以降、パチンコ・パチスロ共に順調にリリースされ続け業界に定着した「〈物語〉シリーズ」。そのシリーズ最新作がパチンコで登場する。

現時点では劇場版を除いて最終放送のアニメ『セカンドシーズン』が題材となり、すでにパチスロではリリースされている。

コンテンツを活かしたスペックにて閑散期での活躍に期待したい!

スペック


本機のスペックは約1/199.8のオーソドックスなライトミドル1種2種となっている。

基本スペック
タイプ 1種2種混合ショートST
通常時大当り確率 約1/199.8
特図2実質確率 約1/7.68
初当り後突破率 約50%
RUSH継続率 約86%
MAX出玉・比率(特図2) 1,000個・35%
MIN出玉・比率(特図2) 340個・31%
遊タイム詳細 大当り間599回転消化後・時短255回

 

大当り振分
  ラウンド数 出玉(払出) 移行先状態 振分
特図1 10R 約1100個 時短10回+保留4回 1%
3R 約330個 時短1回+保留4回 99%
特図2※ 10R 約1000個 時短10回+保留4回 35%
7R 約670個 時短10回+保留4回 34%
4R 約340個 時短10回+保留4回 31%

※……図柄揃い時(特図当り)の場合は払出100個増

初当り後は時短1回と残保留の突破を目指す、いわゆる「シンフォギアタイプ」。だが、多くの類似機種とは異なり、継続率を重視したものとなっている。

「義風堂々」「閃乱カグラ」に近いバランスではあるが、RUSH突入率の約50%を維持しつつ出玉を若干削った分が継続率に転換された仕様。継続率は高い数値になる程に1%の差が大きくなり、類似機種の82%だと期待連荘回数が5.55…回である所が、本機の86%となると7.14…回まで上昇する!

出玉振分も大小の2種ではなく、大中小と概ね均等の振り分けで存在。

演出


パチスロの演出とは大きく異なり、コミカルな演出の比率が多くなっている。

シリーズお馴染みのメインヒロイン6名+αで織りなす演出の分量が非常に多く、液晶全方位から突出する様々なギミックに合わせ、「無双3」からの新筐体デバイスを活用した演出も多く存在する。

RUSH中は3モードを選択可能で、5連以降は「偽物語」でお馴染みの演出も追加されたモードが開放され、全4種から選択できる。

ポイント


本機「P〈物語〉シリーズセカンドシーズン」の訴求ポイントはコンテンツスペックとなるだろう!

コンテンツに関して言えば、シリーズ機が市場貢献を多くしている状況ではないため、改めて『シリーズ最新作が新筐体「真焔枠」でリリース』される事の訴求はするべきだろう。

スペック訴求に関しては、2種ショートSTの類似機種とは継続率が大きく異なる点をメインに訴求するべきだろう。継続率制限の緩和以降、80%程度がデフォルトとなっているが、それを大きく上回り一線を画す性能を有しているライトミドル機である。


スマートパチンコの兼ね合いもあり、各メーカーがハイミドル機の開発を次世代機へ移行し始めている背景からか、多くのメーカーが決算間近で台数の伸び難いライトミドル・ライトのリリースを多く予定している。これからスマートパチンコのリリースまではライトミドル・ライトのコーナー増強がポイントとなるため、本機を含め数多くリリースされる同確率帯機種の導入と育成を頑張って頂きたい!

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