大手法人機械対策課SH@CKの新台講座「P閃乱カグラ2」

2020.11.24 / 連載

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【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座
#170


今週の紹介機種は「P閃乱カグラ2 胸躍る199Ver.」
12月20日導入開始予定
メーカー:高尾
目標5,000台予定


現在、業界は規則・内規・基準が次々と変わり、大きく変化を遂げている。
確率・継続率・ベースなど制限の有無に合わせて、その時々のトレンド機種のリリースが集中したが、相次ぐ変化が要因となって過去のトレンドスペックの開発が希少となってきた。

こと確率帯に関しては、市場シェアメインのハイミドル開発・販売が中心となり、合間に過去機種のリユースによるライト販売が基本的な流れであるため、ライトミドルのリリースは限定的になる事が多い。そして現在は遊タイム機の開発も軌道に乗り、ハイミドルのリリースがより顕著であるため、本機のような初出しのライトミドル機は希少であり大いに期待したい!

スペック


そんな本機のスペックは約1/199.8の1種2種混合機となっている。類似機種と比べながらスペックを確認してみよう。

基本スペック
  P閃乱カグラ2 Pモモキュンソード
RUSHタイプ 2種ショートST 2種ショートST
通常時大当り確率 約1/199.8 約1/199.8
右打ち時実質大当り確率 約1/9.1 約1/7.79
RUSH突入率(遊タイム除く) 44.7% 50.2%
時短回数(残保留含む) 14回 or 185回 11回 or 254回
継続率 約82% 約80%
MAX出玉&比率(特図2) 1300個/53% 1400個/50%
MIN出玉&比率(特図2) 350個/47% 380個/50%
RUSH期待値 約4830個 約3950個
時速獲得出玉 約12735個 約9033個
遊タイム 通常599回で時短185回発動 通常500回で時短254回発動
遊タイム到達率 約4.95% 約8.14%

 

大当り振分
特図1 ラウンド数 出玉(払出) 時短回数 振分 突破率
10R 約1300個 181回+4回 1% 約100%
5R 約520個 1回+4回 99% 約43.7%
特図2 ラウンド数 出玉(払出) 時短回数 振分
10R 約1300個 181回+4回 10.30%
10R 約1300個 10回+4回 41.99%
7R 約910個 10回+4回 0.95%
4R 約350個 10回+4回 46.76%

いわゆるシンフォギアタイプであるが、突入率が低めで代わりに継続率が高く、「P義風堂々」のようなRUSH特化のスペックとなっている。

遊タイムは当選濃厚&RUSH突入の恩恵となっており、RUSH期待値が高い仕様なだけに他ライトミドルよりも若干深めの約600回転での突入となっている。またRUSH中大当りの約10%で次回当選濃厚の遊タイムと同じ回数の時短も持っている。

演出


本機は「閃乱カグラ」シリーズのパチンコ2作目とはなるものの、ベースコンテンツは前作と全く異なる新作となっており、演出は一新。

ステージも可動役物となっており、「戦国恋姫」「ひぐらし」のような玉の動きを楽しめるものとなっている。

初当り後のRUSH突入ジャッジ「閃乱チャレンジ」は任意で3種の告知方法から選択可能。

ポイント


本機「P閃乱カグラ2」の訴求ポイントはコンテンツスペックとなるだろう!

コンテンツ面では、登場キャラが前作の倍近くに増え、シリーズ人気No.1のキャラが今作から参戦するのがポイントだ。地域によっては、キャラ相関図で訴求するのも効果的となるだろう。

そして何よりも前作と全く異なるスペックだけにスペックの訴求が重要となる!同じライトミドル帯で類似スペックが多くあるため、訴求の際には比較する事がポイントになるだろう。ただし他機種よりもRUSH突入率が低い分、RUSH性能に振ってあるという特徴を十分に分かりやすく説明する必要がある。

本機は他の類似機種よりも高い出玉速度性能を有しているとの事なので、逆に言えば通常時滞在が長い仕様となる。その点をRUSH性能の訴求でカバーして遊技に繋げる訴求が重要だ!


冒頭で触れた通りに、以前に比べればライトミドルのリリースが希少になってきた。ライトミドルは売上・粗利性能も高い分野となるので、本機の様な新機種リリースに合わせて定期的に活性化する事が重要だ。

他機種への相乗効果も意識した運用がポイントになってくる。

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