大手法人機械対策課SH@CKの新台講座「P真北斗無双3」

2020.11.09 / 連載

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【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座
#168


今週の紹介機種は「P真・北斗無双 第3章」
12月6日導入開始予定
メーカー:サミー
目標35,000台予定


MAX機が役目を終えたのち現代のパチンコ市場を牽引し続けている「北斗無双」。そのシリーズ最新作がついにリリース開始!
そして「無双」らしく〝速連〟〝大連荘〟を搭載したスペックがついに完成したようだ!!

前作「第2章」は初代に近づけようとしすぎた結果、厳しい実績となった。だが、本機「第3章」は現市場でNo.1の初代とは明らかに異なる演出・スペックであるため、共存にも十分に期待できる仕様となっている!

年末年始の営業はモチロンのこと、年明けに控えている経過措置期限による大規模撤去に対しての影響緩和にも期待したい!!

スペック


そんな本機のスペックは約1/319.7のハイミドルタイプ。基本スペックは表を確認してみよう。

基本スペック
タイプ 1種2種
通常時大当り確率 約1/319.7
RUSH中大当り確率 約1/6.17
RUSH仕様 2種ST14回(残保留含む)
RUSH継続率 約90%
遊タイム発動条件 通常949回転
遊タイム恩恵 特図2時短255回(当選濃厚)
MAX出玉 約1200個
MAX出玉比率(特図2) 25%
SA 7.5
時速出玉(シミュレーション上) 約22000個
玉単価(市場想定) 1.89円
ベース 下限B28

 

大当り振分
  ラウンド数 出玉(払出) 時短回数 突破率(継続率) 振分
特図1 3R 約390個 1回+保留3回 約50.70% 87.5%
3R 約390個 10回+保留3回 約89.96% 12.5%
特図2 10R 約1200個 10回+保留3回 約89.96% 25%
7R 約810個 10回+保留3回 25%
4R 約420個 10回+保留3回 50%

※特図1初当り時RUSH突入率トータル約55.6%
※小当り時1R分Vアタッカー=賞球3

初当り時の多くは4回転の突破型となっており、突入後のRUSH継続率は約90%もの高継続率タイプとなっている。そしてRUSH中の出玉振分は50%で中出玉以上となっているので、一撃性能は現市場機でも随一の性能だろう。

遊タイムは2種時短となるので、現市場のハイミドルでは希少な〝ほぼ当選確定・即当り〟の性能を有しているのだ!

演出


本機より新筐体「真焔枠」が採用され、アイキャッチの強い外装だけでなく360度稼動するボタンデバイス「クレイジーギア」により演出規模が大きくなっている。
そのほかにもシリーズお馴染みの液晶を覆うほどのギミックと多段階のアクションを織りなすロゴギミックは演出期待度に直結している。

RUSHは前後半でパート分けされており、前半はミッション成功で大当りとシンプルな仕様の「即連パート」。
後半はお馴染みのバトル演出となっている。バトル演出は最終回転&残保留の4回転の演出となっており、最終回転到達時だけでなくRUSH直行ではない初当り後にも突入する、いわば最終ジャッジ演出だ。今作はチーム戦となり、チームを選択可能となっている。

ポイント


本機「P真・北斗無双 第3章」の訴求ポイントはコンテンツスペックとなるだろう!

前述した通り本機は初代との共存こそが業界にとって一番良い結果をもたらす可能性が高い。
シリーズ最新作というコンテンツの訴求と合わせて、前作第2章のイメージを払拭することを意識しスペックと合わせた訴求が効果的となるだろう!

下限ベースこそ高く、そのスペックの甘さにより遊技環境を整えることに労力を要するが、最新メイン機種かつこれ以上にない性能を有した遊タイム搭載機である。出玉速度も十分なだけに、現在の夜稼働の弊害となっているハイミドル機の遊タイムを〝いかに活かすことが出来るか〟にかかっていると言えるだろう。その為にはやはり遊技環境を整える事が必要となるので、初代と共に覚悟して育成に取り組む事こそが一番重要だ!

パチンコではST以外の総量計算の見直しがされ、ST以外のスペック開発の加速が想定される。そのため本機の育成は将来性を見据えた取り組みにもなり、投資としてリスクは少ないだろう!

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