大手法人機械対策課SH@CKの新台講座「Sアカメが斬る!」

2020.10.26 / 連載

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【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座
#166


今週の紹介機種は「Sアカメが斬る!」
11月8日導入開始予定
メーカー:七匠
目標3,000台予定


業界では新規のコンテンツ「アカメが斬る!」がリリース開始!

今や世界に誇る日本文化となったアニメーション業界も多種多様、様々なベクトルからの原作アニメ化が存在している。一昔前ならばゲームやマンガからが主流となっていたが、今では縛りが少ないこともあり小説・文庫からのアニメ化も多くなったほか、〝逆輸入〟ともいわれる実写ドラマからのアニメ化などアニメコンテンツは日進月歩となっている。そのような背景があり、オリジナル作品のアニメは逆に希少だ。

そしてアニメ業界とWIN-WINの関係にあるパチンコ業界がコンテンツの力で潤う事は、日本の文化であるアニメ業界の発展に繋がる。さらに本機の様な新規コンテンツの参入が、業界の将来にも繋がる一歩とも言える。

そんな本機はマンガ原作からアニメ化されたコンテンツとなり、上記にあるように新規コンテンツ、かつアニメ化されている程度には人気の作品ではあるものの、リリース台数は3,000台と控えめな展開となり、希少性も活かした活躍に是非とも期待したい!

スペック


そんな本機はAT機となっており、基本情報は以下となる。

基本スペック
設定 擬似BB確率 擬似RB確率 擬似ボーナス確率 出玉率
1/542 1/687 1/303 97.6%
1/523 1/687 1/296 99.0%
1/489 1/676 1/284 100.9%
1/454 1/687 1/273 104.5%
1/421 1/684 1/260 107.1%
1/410 1/682 1/256 112.4%

 

基本仕様
50枚ベース 約50G
AT仕様 6択押し順
AT純増 約4.0枚
擬似ボーナス契機 ゲーム数テーブル/レア役からのCZ
BB仕様 30G(約120枚)
RB仕様 15G(約60枚)
RUSH契機 BB時約47%/RB時約24%/上位CZ成功時100%
RUSH仕様 30G/SET、ゲーム数上乗せ型(直乗せ&特化)、テーブルCZ
RUSH期待枚数 約509枚
天井 通常996Gでボーナス当選

5号機で一時代を築いたスペックと類似しており、その中でもゲーム数テーブルに加え、レア役からのCZでボーナス抽選など「初代まどマギ」に非常に近い仕様だ。

そして本機のRUSHは6号機で作りづらいとされるゲーム数上乗せタイプ。RUSH中にも特化ゾーン突入をかけた自力CZに当選するゲーム数テーブルがあり、レア役からの直乗せで消化ゲーム数を稼ぎつつ、複数ある特化ゾーンを目指してさらに上乗せさせていく仕様で、6号機ではほとんど出ていない希少なタイプだ!

ハマりによる恩恵は天井のみとなるが、内部的な出玉性能差を設けていない点も5号機ライクな仕様となっている。

演出


演出の構成としては初代まどマギと同様に、通常・RUSH共にゲーム数テーブルによる前兆演出とレア役による煽りがメインとなっている。

コンテンツ的な演出として、作品の雰囲気的には「BLOOD+」に近く、敵対勢力とバトルするもの。コンテンツ名にもなっている「アカメが斬る」演出の発生で現演出が昇格し、展開を大きく左右させるのが特徴。

ポイント


本機「Sアカメが斬る」の訴求ポイントはコンテンツスペックだ。

コンテンツ面に関して、世界観などの訴求は中々伝わり難い事もあるので、「新規コンテンツ」かつ一定の知名度がある点として「シリーズ累計410万部超」などの訴求程度で良いだろう。

そして注力すべきはスペックとなり、コンテンツ力をメインに遊技意欲を湧かせるよりも、着実にホールから姿を消していっている「サラ番」「初代まどマギ」タイプである事を訴求するのが重要となるだろう!


冒頭でも触れた通りに、新規コンテンツを増やしていく、さらに昔主流であったスペックなどのニーズを上げていく事で多種多様な品揃えを実現し未来に繋がる。
これはホールにとって非常に重要な事であり、現状シリーズ機への偏向や、ほとんど変わらない6号機のスペックなどにより新機種同士が大きく影響を受けてしまい、早いスパンでの機械の買替を余儀なくされている。

多種多様なニーズを生む事により、お互いが共存出来る価値を見出せるよう、本機のようなリリース台数の少ない機種でもしっかりと活用して行かなければならないのだ!

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