大手法人機械対策課SH@CKの新台講座「P結城友奈は勇者である」

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【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座
＃163

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今週の紹介機種は「P結城友奈は勇者である」
11月1日導入開始予定
メーカー：エース電研/ソフィア
目標6,500台予定

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パチスロリリースより3年を経て、遂にパチンコ化！　原作は「まどか☆マギカ」を意識した作りとなり、放送当時は比較されることも多くあった。今では一つの人気コンテンツとなり、今夏に3作目の新作製作が発表されたばかりの活きたコンテンツとなる。開発メーカーはパチスロとは異なり、販売はエース電研となっているが開発は西陣同様にソフィアとなっている。遊タイム搭開発も進みだし、多くのメーカーがハイミドル機の開発に乗り出し始めた時期へと突入したこともあり、本機は希少な初出しライトミドルとなる点にも期待したい！

 

スペック

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本機のスペックは約1/198.6のライトミドルとなっており、基本スペックは表を確認してみよう。

基本スペック
タイプ	2種ツインLOOP
通常時大当り確率	約1/198.6
RUSH中突入率(特図1当選)	約54%
RUSH中大当り確率	約1/1
RUSH中ツインループチャージ率	約64%
実質連荘期待回数	約4.35
遊タイム発動条件	通常回転555回後
遊タイム内容	2種時短1回
特図1出玉	ALL630個
特図2出玉	ALL900個
ベース	下限B23

 

大当り振分
	ラウンド数	出玉（払出）	状態移行	振分
特図1	7R	約630個	2種時短1回	54％
	57R	約630個	通常	46％
特図2	10R	約900個	2種時短1回	40％
	10R	約900個	通常	60％

上記スペック表より、出玉振分は特図別に一律となっており、大きな出玉は無いものの安定した出玉となっている。

本機は同開発機「Pツインループ花満開」と同様のシステムとなっており、特図2の保留玉は最大1個となっているので当該1回転に加えて保留1回転にて1/1の当選率となる2種当選を2回ループさせる仕様となっている。

特図2のRUSHは時短が付与される当選の度に2回の当選と抽選が受けられる。そして、遊タイム発動時にも特図2抽選となるので、当確かつ残保留1回転が約束されているので2回以上の当選が約束される仕様だ。

 

演出

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演出面においては、パチスロとは異なりキャラでの期待度は大きく変化しない仕様となっており、予告とリーチの発展段階で期待値を積み上げる期待値を持続させる仕様となっている。

RUSH中はスペック活かした時短付与当選を煽る演出がメインとなっており、7図柄での当選は時短付与される仕様となっている。筐体は「Pモモキュン」と同様となっているものの、筐体上部のアイキャッチパネルは平面のものから立体物となっていることからアイキャッチ効果は大きく向上している。

 

ポイント

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本機「P結城友奈は勇者である」の訴求ポイントは「コンテンツ&スペック」となるだろう。

コンテンツは残存率こそ低いもののパチスロ機が残っているので、パチンコ筐体画像とともにパチンコ新台であることを訴求するべきだろう。

スペックは2種抽選1/1のALL900個の2回ループであることと遊タイム発動時にも2回以上の当選が約束されることとなるだろう！

 

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本機を含め、最近のパチンコはさまざまなスペックが増えてきており、スペック分析が複雑化してきている。

メーカー発表値はメーカー毎に数値の出し方が異なるので、一概に同じ項目での数値を並べても異なる場合も多くなっており、独自で分析する必要が出てきている。

本機のような回数セットループスペックでは継続率に対して1回当りの当選回数が1回以上となる機種は、「継続1回当りの当選回数×連荘回数×出玉」をしなければならない。

遊タイムについても、実質当選率やRUSH突入率が変化するので注意が必要となっている。メーカーからの決まった内容での情報提供されない限りはスペック分析を行える力がなければ、機種評価を行うのが困難となることは認識しておくべきだろう。