全国の組合員ホールに旧規則機の撤去期限順守の徹底を呼びかけ/全日遊連

2020.08.19 / 組合・行政

8月17日、全日遊連は「旧規則機の取扱いに関する21世紀会決議の順守の徹底について」と題する文書を各都府県方面遊協の理事長宛てに発出。組合員のホールに対し、決議の遵守を告知した。

文書では「旧規則機の取扱いに関する21世紀会決議に対してはすでに約99%の組合員ホールから、『決議を遵守する』旨の誓約書が提出されている」とした上で、「しかしながら『高射幸性パチスロ機は当初の検定および認定切れ日までに撤去する』と明記されているにも関わらず、該当する遊技機を撤去せず、設置し続けているホールが数多くあるとの情報が数多く寄せられている」と指摘。

この状況に対して、「旧規則機の取扱いに関する21世紀会決議は、旧規則機の計画的な撤去を目的として遊技業界全体で取り決めたものであり、誓約書の内容を遵守することが今回の延長措置に対する責任である」と呼びかけた。

さらに、6月23日に開かれた21世紀会における保安課長あいさつにおいて、「今回の改正(撤去期限の延長)は、いわば、業界による旧規則機撤去の取組に対する信頼をベースに行ったものであること」、「特に高い射幸性を有すると区分した回胴式遊技機については、これまで通りの満了日までに撤去することとしたこと」、「旧規則機の設置台数を計画的に着実に減少させるために有効な方策が確実に実施されることを強く期待すること」などを言及したことを挙げた。

その上で、各都府県方面遊協に対し、傘下組合員ホールの21世紀会決議の遵守の徹底を図ること、遵守状況の把握、違反行為に対しては即是正させるように指導を求めた。

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サラリーマン番長など高射幸性機の違反ホールのことは置いておいて、15%ずつ対象機を外すというのはほとんどのホールが守れていない。遊技機の発売が少なく対応できないからだ。ほとんどができない規制なら、その元々の出発点が間違っている。再検討してもよいはずだ。それでなければ、組合離脱ホール数が一気に増えてもっとややこしい問題になることがハッキリしている。メーカーが遊技機を売らなければ大丈夫だとかいうのは明確な独占禁止法違反だ。確定しなくても調べられるだけでそのメーカーは窮地に立たされるのは過去の例でもあきらか。ちなみに独占禁止法は下請法と同様で、契約書の条文がどうであろうと調査請求できる。ルールを守れないホールが多いのなら内容を考え直すべきだ

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