大手法人機械対策課SH@CKの新台講座「PエウレカセブンHI-EVO」

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【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座

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今週の紹介機種は「P交響詩篇エウレカセブンHI-EVOLUTION ZERO」
8月2日導入開始予定
メーカー：サミー
全国10,000台予定

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昨年末の「バジリスク絆」撤去時期には多くの6号機がリリースされたが、初動高実績を残したのは「エウレカハイエボ」が唯一。そのエウレカシリーズの最新作「HI-EVOLUTION」がパチスロに続いてパチンコにてリリース開始！

多くのタイトルがリリースされているエウレカシリーズだが、サミーからはパチスロのみが発売されていて、同社開発のパチンコは初！

「シンフォギア2」「モモキュン5」の功績もあり、休業自粛後の市場で最も伸びているライトミドル分野をさらに活性化してくれる事に期待したい！

スペック

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そんな本機のスペックは約1/199のライトミドルタイプ。基本スペックを確認してみよう。

基本スペック
通常時大当り確率	約1/199.8
確変中大当り確率	約1/94.2
遊タイム発動条件	低確率599回転
遊タイム回数・当選率	時短100回・約39.5%
SA ①時短 ②ST	①20.1 ②21
RUSH期待値	約5,400個
時速獲得出玉	約9,740個
下限算定値ベース	B28

 

大当り振分
	ラウンド数	出玉（払出）	移行状態	電サポ回数	振分
特図1	10R	約1,500個	ST	150回	1％
	3R	約450個	通常	100回	99％
特図2	10R	約1,500個	ST	150回	60％
	7R	約1,050個	ST	150回	15％
	3R	約450個	ST	150回	25％

特図1大当りのほとんどが通常時短で、メインフローとしては時短突破型のスペックとなる。ただ、市場に出ている時短突破型の多くが高継続だが低出玉中心な一方、本機は特図2の75%が1,000発以上の振分となっていて、ライトミドルながらハイミドル同等のRUSH期待値を有している！

また本機は遊タイムを搭載している。
遊タイム搭載機自体がいまだ市場に数少ないながらも、その役割がいくつかに分かれてきた。「モモキュン5」の様に2種高確率を生かした【当選確定タイプ】、「リング」「真花月」の様なロング時短の【当選濃厚タイプ】、そして本機のような通常時短付与の【チャンスタイプ】。

現在市場に登場している遊タイム機はまだSTのみで、前回の講座で触れた通りに発動回転数がデータランプ上の回転数とズレる可能性がある点には本機も同様に注意が必要となる。

演出

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昨年登場したパチスロの演出がベースとなっている。開発自体は遊タイム内規変更前に行われていた事もあり、遊タイム関連の演出は非常に少ない仕様。

既にSNSでも色々な意味で話題となっている画面を覆う『ニルヴァーシュギミック』に加え、同社お馴染みの『導光板』は3種も搭載している！

ポイント

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本機「P交響詩篇エウレカセブンHI-EVOLUTION ZERO」の訴求ポイントはコンテンツ&スペックとなるだろう！

パチスロが市場に多く残っているので、コンテンツに関しては原作の訴求というよりも『初のSammy版パチンコ』の点を大きく訴求する事が鮮度を増す事に期待出来るだろう！

そしてスペック訴求については、『1/199 × 80%継続 × 1,000発以上比率75%（1,500発比率60%）』というハイミドル並みの右打ち性能の訴求が一番効果的となるだろう！

遊タイムに関してだが、内容とターゲット層を考慮すれば、搭載しているという事実だけで十分だろう。とは言え、通常初当り後と同じ恩恵となるだけに馬鹿には出来ない性能である事は理解しておくべきだろう。

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前回の講座でも触れた「遊タイムの在り方」についてだが、本機のようなチャンス系遊タイムのニーズを上げる事は業界にとっては必要不可欠となる可能性がある。

というのも、前述したいくつかの遊タイム機種の中で遊タイム中の当選期待度が確定並みに高い性能を有する機種については懸念していた〝即ヤメ〟〝ハイエナ対象〟がすでに起こりつつある。そこに対して本機のようなチャンス系遊タイムが普及すれば懸念も緩和される可能性があるのだ。

パチスロにはないパチンコの本分「気兼ねなく打てる」がパチンコ営業の核となっている事を考慮しなければならないだろう。

その点も含め、本機にはお盆時期の活性化だけでなく今後のパチンコの在り方を作り上げるためにも大いに期待したい！