米国:G2E Las Vegas 2020(10月5-8日)開催中止。オンラインイベントへ~政府などと協議

2020.07.10 / カジノ
2020-07-10

【海外ニュース】

7月8日、アメリカゲーミング協会(American Gaming Association, AGA)、リードエクゼビションズ(Reed Exhibitions)は、Global Gaming Expo 2020(G2E Las Vegas)の開催中止を正式発表。
同イベントは、2020年10月5-8日にネバダ州ラスベガスThe Sands Expo and Convention Centerで予定されていた。

中止の理由は、新型コロナウイルス(COVID-19)による世界的な旅行規制、秋時点の大型集客イベント開催に関する制限の不透明さ、など。
主催者は、連邦・州政府、ローカルの医療関係団体、関連事業者などと協議して中止を決断した。

主催者は、2020年を通して、オンラインのバーチャルイベントを実施する予定。

なお、次回のインパーソンなイベント、Global Gaming Expo 2021E Las Vegas)は、2021年10月4-7日にThe Sands Expo and Convention Centerで開催予定。

Global Gaming Expo(G2E Las Vegas)は、過去20年以上にわたり、毎年3万人ほどの来場者を世界から集めてきた。
出展者は、カジノIR事業者、機械メーカー、スポーツベッティングなど新サービス、FinTech、Digital payments事業者など多岐にわたる。

G2E 2020 Asia 新型肺炎で再延期, 12月1~3日( 7月28~30日から変更)。政府とも協議

4月17日、G2E Asiaの主催者(アメリカ・ゲーミング協会、リード・エグジビションズの共催)は、G2E Asia 2020の開催の再延期を発表。

今回は開催時期を12月1-3日に設定。会場は、The Venetian Macaoで変わらず。

G2E Asia 2020は、新型肺炎(COVID-19)の影響前は、5月19-21日の予定であったが、3月3日に7月28-30日に変更。そして、今回、再度の延長を決定。

主催者は、出展者、マカオ政府など関係者と協議して決断に至った。

G2E 2019 Asia 5月21-23日 日本6事業者が出展/日本市場注目, アジア競争時代に

5月21-23日、Global Gaming Expo Asia(G2E Asia)が開催された。会場は、ザ・ヴェネチアン・マカオ・リゾートホテル。

G2E Asiaは、アメリカ・ゲーミング協会、リード・エグジビションズの共催であり、2019年で13回目となる。
展示スペースには、主に、ゲーム開発、IR技術・ビジネス・ソリューション、ロッタリー、部材・部品、ファイナンス技術、建築設計デザインなどベンダー、サービス業者が出展。また、多様なセミナーもプログラムされ、最新のトレンドや技術のショーケースとなる。
世界から、ゲーミング産業のオペレーター、サービス事業者、サプライヤー事業者などが来場する。

2019年の展示面積は、34,000㎡、前回比30%増。出展社数は、約200社。会期中の来場者数(予想)は、約18,000名。

日系企業、あるいは、日系関連企業では、6社が展示ブースを持った。

Angel Playing Cards Macau Ltd.=ゲーム用カード
Aruze Gaming Macau Limited=スロットマシンおよび周辺機器
JCM Global=ビルバリデターおよびプリンター
Konami Australia Pty Ltd=スロットマシンおよび周辺機器
Matsui Asia Ltd.=カジノ用品全般および玩具総合メーカー
SEGA SAMMY CREATION INC.:セガサミーHDグループ。ゲーミングマシン製造販売(2013年6月創業)

メイン・コンファレンスは、
<キーノート>
・デイジー・ホー氏(SJM Holdings チェアーマン)
<アジア市場 – チャンスと脅威>
・アジア・エマージング市場とファイナンシャル・アウトルック
・日本ゲーミング業界展望、日本が与える諸外国への影響
<マカオ市場 – 将来展望>
・中国の観光市場展望
・IRソリューション
・マカオ政府の観光開発戦略 – マリア・フェルナンデス氏(マカオ政府観光局)
・マカオのゲーミングコンセッション(カジノ営業権)の再入札の行方
・IRのコンテンツデザイン、次世代ゲーミング、マーケティング
<ゲーミングのイノベーション、テクノロジー>
・スポーツベッティング、アジア展望
・セキュリティ、サイバーセキュリティ
・ビッグデータ、マシンラーニング
<レスポンシブルゲーミング、マネーロンダリング対策>
・レスポンシブルゲーミングのベストプラクティス
・マネーロンダリング対策のベストプラクティス
 

オリジナルサイトで読む