「適合率向上」「メダルレス遊技機の導入」など事業方針の発表/日電協

2020.06.18 / 組合・行政

6月12日、日電協は第40回通常総会を開催し、2020年4月1日から2021年3月31日までの事業方針を発表した。内容は以下の通りである。

・型式試験適合率向上に資する各種施策の展開
すでに保通協より公開されている型式試験実施状況の資料によると、2020年度の適合率はパチンコで4月は28.4%、5月は43.8%、パチスロでは4月は21.0%、5月は37.0%となっている。パチンコ・パチスロどちらにおいても、5月は新型コロナウイルスの影響で母数となる結果書交付件数が半分以下となっている。

・メダルレス遊技機の導入・普及に向けた施策等の展開
同時に遊技情報閲覧システムの構築を進め、「遊技機情報センター」の機能の充実を図るとした。

・依存問題に対する取り組みの強化
業界の最優先課題と位置づけ、「パチンコ・パチスロ産業依存問題対策要綱」に示された実施項目を積極的に推進する。なお、5月14日に開催予定だった第2回パチンコ・パチスロ依存問題フォーラムは、新型コロナウイルスの影響により中止となった。

・規則特許の許諾に係る適正な運用の推進

・パチスロプレイヤー調査の継続的実施
市場規模やプレイヤー満足度等について調査を継続するとともに、新規則施行3年を迎えることから新たに企画したトピック調査を実施するとした。

・セキュリティ対策の推進とゴト発生時における迅速で毅然とした対処
メダルレス遊技機の特徴を踏まえた不正改造ゴト事案対策の検討を進めるとした。

・不正改造ゴト等の撲滅とリサイクルの推進
旧規則機の有効期限切れに備えて、「不法投棄」「野積み」等の防止のため適正な回収と適正処理を推進する。

・闇スロ対策の推進

・パチスロサミット2020は新型コロナウイルスの影響により中止

上記に加えて、CSR活動の推進(東京パラリンピックを目指して研鑽を積む選手を対象にする取り組みを特記)、仕事のやり方や環境の改善を行っていくとした。

 

また、2019年度の日電協証紙発給枚数を発表。昨年度に比べて22.2%の上昇となる410,984枚の証書を発給した。
2020年度は新型コロナウイルスの影響により、発給枚数は大幅に減少するとみられる。

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ぅわりさいが❗4年弱

メダルレス...
また設備投資しないといけないのか...

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