大手法人機械対策課SH@CKの新台講座「Sモンキーターン4」

2020.04.20 / 連載

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【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座

今週は5月11日導入開始予定「Sモンキーターン4」(山佐)全国8,000台予定

シリーズ4作目が6号機で、さらに高実績を残した「初代」と「2」を踏襲してリリース開始!
3作目の大きなスペック変更による失速をうけ、スペックは原点回帰。6号機に合わせた仕様にしつつも、正に〝踏襲スペック〟として出来上がっている。

メインで市場に残存していたシリーズ2作目も3月上旬に期限切れで市場から姿を消し、期間がそれほど空いていないことからシリーズファンが再度打ち込む事に期待したい!

スペック


そんな本機のスペックはATタイプ。基本情報を前作と比較しつつ確認しよう。

基本スペック
設定 AT初当り確率 出玉率
1/381.7 98.4%
1/318.8 99.6%
1/315.8 101.0%
1/239.2 104.1%
1/210.7 107.1%
1/160.4 110.3%

 

通常・AT仕様
50枚ベース 約40G
当選契機比率(設定①) ゲーム数:CZ=9:1
AT純増 約2.7枚
AT当選種別 直RUSHのみ
RUSHタイプ シナリオ型マルチAT
RUSH期待枚数 約450枚
モード種類 通常A・B・引き戻し・天国
天井G数 ※加算含む 1000G・600G・300G・100G

6号機の純粋なATでありながら50枚ベースが約40Gと他AT機よりも10Gもカットされているのが特徴。ベースカットの仕組みとしてはNET製機種と同様に、押し順で隠すペナルティボーナスを活用しているのだが、NETよりも5G程度多くカットできている。

これにより直RUSH機でありながらも重すぎない当選確率を実現していて、さらに突入時期待枚数450枚と6号機ATではバランスの取れている、希少なスペックになっている!

シリーズ機を踏襲したスペックではありながら、ゲームフローは進化。ゲーム数解除の比率が多くなっている分〝待ち〟のゲーム性に感じるかもしれないが、ATを目指すCZとは別に天井までのゲーム数カウントを加算させるCZも存在するため、当選パターンはシリーズの中でも多岐に渡るものとなっている。このゲーム数加算システムにより最大天井1000Gでも実質850G程度で到達する仕様となる!

そして最大の特徴は「ゲーム数管理」「レア役G数直乗せ」「特化ゾーン」「セット乗せ」ループ(シナリオ)」と複数の要素を合わせ持つマルチATだ。単調になりがちな6号機では希少なタイプとなっている。さらにRUSH終了後のモード移行も約25%程度で天国移行に期待が持て、他AT機のような即ヤメも起こりづらい仕様だ。

演出


「鉄拳4」と同じ「阿修羅」筐体で、サイド液晶の演出も豊富。シリーズを踏襲したスペックに加え、ゲーム数加算システムの追加により演出量は増加しゲーム数モードなどの示唆も豊富となっている。

RUSH中はシナリオに関わるATモードの示唆演出が今まで以上に豊富になり、マルチATゆえの様々な示唆が存在している。

ポイント


本機「Sモンキーターン4」の訴求ポイントはコンテンツスペックだ。

コンテンツとしては、導入時期には市場台数が少ないシリーズである事に合わせ、前作の印象が決して良くない点を考慮した方が良い。「初代&2」の後継機である点を訴求するのが効果的となるだろう。

そのためにもスペック訴求には十分に注力する必要があり、しっかりと踏襲されている点進化している点の訴求が重要となる。

そして6号機ATの1番の課題でもある「即ヤメ」に関しては、RUSH確率が高いことや作業にならないヒキ次第のゲーム性などの訴求により6号機ATの悪いイメージを払拭することが最も重要と言えるだろう。

出玉率としては6号機らしく低設定が甘い発表数値となっているが、開発社の特性として発表より実数値が下回る傾向にあるだけに注意が必要となるだろう!

 

いよいよ緊急事態宣言が全国47都道府県へと拡がり、かつてない規模で休業が増えてきた。多くの主要法人が準備に準備を重ねた繁忙期営業を行う事も叶わず、現時点では5月6日を営業再開〝予定〟として耐え忍んでいる。本機には営業再開直後のビッグタイトル機種として、冷え切った消費活動に点火してくれることを期待したい!

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