緊急事態宣言翌日、上野・御徒町エリアのパチンコホールは本当に休業したのか?

2020.04.08 / 新型コロナ

4月7日、政府は東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県に対し史上初となる緊急事態宣言を発令した。学校や塾、商業施設に対し休業するよう要請されているのは周知の事実だ。そんな中小誌編集部は、多くのパチンコホールが果たして休業しているのかどうか、多くの店舗が密集ししのぎを削る上野アメ横周辺を調査した。

緊急事態宣言発令翌日のアメ横は、普段の賑わいはなく人通りもまばら。飲食店の多くは営業をしており、「ビール・ハイボール1杯100円」などと安さで客を呼び込もうとする店舗もあったが、普段の客入りには程遠い状況だ。また、飲食以外の商業施設の多くがシャッターを下ろし休業状態に入っており、地方のさびれた商店街といった様相であった。

 

そして上野、御徒町界隈のパチンコ店を調査する。調査対象は、

・オリエンタルパサージュⅣ、
・上野ダイヤモンド、
・スター広小路、
・エスパス日拓上野新館
・エスパス日拓上野本館、
・オリパサインペリアル上野本館、
・サイバースパーク、
・PIA上野

の8店舗。それではさっそく画像で説明をしていく。

 

オリエンタルパサージュⅣ(休業中)


オリパサインペリアル上野本館(休業中)


エスパス日拓上野新館・上野本館(いずれも休業中)

 


スター広小路(休業中)


PIA上野(休業中)

多くのホールが「8日より当面の間、休業」と書かれた紙を貼り、シャッターを下ろしていた中で、若干のパチンコロスすら感じ始めたその時、営業を続けている店舗を発見。

 

サイバースパーク(営業中/地下低貸パチンコ・稼働5割、1階4円パチンコ・稼働3割、2階20円パチスロ稼働5割、3階5円パチスロ稼働6割)

 

上野ダイヤモンド(営業中/1階パチンコ稼働3割、地下パチスロ稼働2割)

 

営業していたホール2店舗は他店休業の恩恵を受け、明らかに高稼働になっているとは言い切れない。しかし、今後休業期間が長引けばどうなるのか。営業中のホールが休業する可能性も含めて注目したい。

おまけ

殿堂(稼働5割)

ゲームセンターである殿堂は、スタッフ全員を検温し問題がないPOPを掲示。また、「除菌清掃済み」といったハガキ大のPOPを遊技機に設置するなど、徹底したコロナ対策を取っていた。

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