青山真将樹「恐怖インチキコンサルの洗脳」

2014.09.09 / 連載

【週刊】青山真将樹のデータダイナマイトweb出張版

第20回:インチキコンサルに気を付けろ‼ 主従逆転の法則

 読者諸君、しっかりと勉強してるか‼ 今週も「データダイナマイトweb出張版」の講義をはじめるぞ‼ web出張版第20回目の授業だ。そろそろ成果を出さないとコーナーの上から雪崩式ジャーマンの刑だ‼ 分かったか‼

インチキコンサルの恐い話をもっと教えてやる‼

編集部に聞いたところ、過去のアクセス数が多かったのは「コンサルの裏話ネタ」だそうだ。お前ら、勉強しないで何やってんだ‼ と言いたいとこだが、まぁ、いいだろう。この業界、インチキコンサルに入りこまれないようにすることは健全に会社を成長させる重要なポイントだからな。この業界、社長は異常にコンサルに弱いからな。現場がしっかりとブロックするんだぞ。分かったか。今日は、インチキコンサルが使う「社長を洗脳するテクニック」を教えてやる。この話は某コンサル会社で実際に幹部から若手にノウハウとして講義されている話だ。聞いたらドン引きする話だぞ。

【インチキコンサルが使う「主従逆転の法則」】

Step1 : 社長との共通点(出身など)を見つけ心理的距離を近づける。

Step2 : とにかく社長を肯定し、自分を社長の絶対的味方だと思わせる。

Step3 : 社長の悩みを相談されるくらい心を許された存在になる。

Step4:重要なことは全て社長と自分で決めるようにし、社長を社内で孤立させる。

Step5 : ある日突然、社長の言動を否定しまくる。(社長は混乱する)

Step6 : 混乱した社長がすり寄ってきたら更に突き放す。

Step7:それでも社長がすり寄ってきたら無理難題を吹っかける。

Step8:社長が自分の言うことを聞き、無理難題に挑む姿勢を見せたら褒めて上げる。

Step9 : 再度、社長に対して「徹底肯定モード」に入る。

Step10 : Step5から繰り返す。

これで社長は言いなりになるそうだ。このようなコンサルテクニックは、宗教の洗脳手法をモデルにルール化されたモノで、全ての社長がひっかかる訳ではないが、思い切り「どハマり」してしまう社長もいる。最終的には社長の号令下、社員一丸となってコンサルのために働かされる訳だ(オレの知っている例だと粗利の40%をコンサルフィーで取られている話もあった。マジの話だ)。 実務経験の無い新卒コンサルほど、こうゆうノウハウを使って、自分の可愛いカモ社長を確保しようとする。まぁ、実務経験が無いのにコンサルをやるためには、洗脳でも勉強するしかないわな。どうだ、今日の話、ドン引きするだろ。でも、こんな話がコンサル会社内で講義され、実践されているのは本当の話だ。「悲劇だ、インチキコンサルには入られたくない‼」と思っているお前‼ インチキコンサルに入られないためにはどうする? 勉強しかねぇだろ‼ 必死に勉強して、業績上げてコンサル無用の会社になればインチキコンサルは寄ってこねぇよ。それじゃ、今週はここまで。またな‼

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グローバルアミューズメント(株) 代表取締役 青山 真将樹

元 Hondaの商品企画プロジェクトリーダー。2007年とあるコンサル会社に入社。在籍6年9か月で4度の年間コンサルティング受注額1位を獲得。トップ コンサルタントとして活躍する一方、サラリーマンコンサルは業界に貢献できないと痛感。2013年12月独立。各種データを駆使し、メーカー& ホールの双方にコンサルティングを行う業界唯一のコンサルタントであり経営者。

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