腐敗撲滅でマカオカジノは売上半減

2015.02.27 / カジノ

2月25日、ブルームバーグの報道によると、マカオの2月のカジノ収入が前年比で50%以上減少する可能性があるという。

2月19日から始まった春節(旧正月)の長期休暇はマカオのカジノにとって最大のかき入れ時だが、VIP部門、マス(一般)部門ともに低調で、過去最高収入を記録した昨年同月から一転、今年は過去最大のマイナス幅を記録しそうだ。中国共産党が進めている「腐敗撲滅運動」が大きな原因の一つと言われている。

米金融機関ウェルズ・ファーゴのカジノの客入り調査では、休暇2日目、3日目カジノテーブルの空きが顕著で、収入の下落基調が強まると予測。ブルームバーグによる複数の専門家に対する調査では、2月のカジノ収入は53.3%まで落ち込むだろうと予測した。休暇前の半月間の中間予測ではマイナス幅は40%だった。

※画像は春節期間に多くの観光客で賑わう「ウィン・マカオ」のカジノエントランス付近

ウェルズ・ファーゴ, マカオ, 腐敗撲滅, 腐敗撲滅運動