翁長沖縄知事 マカオのカジノ視察

2015.08.17 / カジノ

8月15日、沖縄タイムスによると、沖縄県の翁長雄志知事は香港・マカオを訪問し、カジノや大型展示会場が整備された統合型リゾートを視察したことが分かった。

8月14日、翁長知事は香港で開催された食品関連の国際見本市「香港フードエキスポ2015」を訪れ、香港貿易発展局の方舜文(マーガレット・フォン)総裁と会談。昨年8月に締結した経済連携強化の覚書について意見を交わしたほか、今後の協力関係について話し合った。また同日にマカオを訪れ、同地で最大のカジノ施設を持つ統合型リゾート「ヴェネチアン・マカオ」や世界遺産の歴史地区などを視察した。

翁長知事は沖縄県へのカジノ導入に反対の姿勢を表明しているが、海外のカジノを視察するのは今年に入って2度目。7月にはシンガポールを訪問し、同地のカジノ「リゾーツワールド・セントーサ」などを見学した。視察後、「良い面も悪い面も聞いた。お金が入るから良しではない。カジノはこれからも基本的にはやらない」と感想を語り、改めてカジノ反対の意見を述べている。

※画像は香港国際展示場で開催された「香港フードエキスポ2015」と「ヴェネチアン・マカオ」

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