沖縄「大綱挽まつり」にミスワリン参加

2015.10.13

三洋は10月10日から12日まで沖縄県那覇市で開催された「第45回那覇大綱挽まつり2015」に、サンゴ保全活動をしている「南の島のミスワリン」番組チャリティーブースを出展した。

「那覇大綱挽まつり」は、琉球王国時代の那覇四町綱の伝統を引き継ぐ、長い歴史を有する沖縄最大の伝統文化催事。戦前から続いていた伝統行事だったが、1935年に一度開催が途絶える。その後、1971年に那覇市制50周年の記念事業として復活し、毎年県内外から35万人以上が集まる一大イベントとなっている。


今回の綱挽は、3連休中日の10月11日に那覇市の国道58号線久茂地交差点周辺で行われた。東西で分かれて約1万5000人が制限時間30分をかけて綱を引っ張り合い、今年は東が優勢勝ちを収めた(※通算成績は14勝13敗15引き分けで東がリード)。

ミスワリンがサンゴ保全活動をPRするチャリティーブースは、大綱挽の会場から徒歩10分のところにある奥武山(おおのやま)運動公園内のRBC王国会場に出展された。昨年は台風の影響でまつりが中止になったこともあり、今回初参加となった2代目ミスワリンの石川梓さんに話を聞いた。

「サンゴ保全活動を伝えるチャリティーカフェに参加するのは、昨年宮古島で行われたロックフェスに続いて2回目です。今回のお祭りは初めて参加したのですが、那覇を代表する大きなイベントで、那覇市だけでなく、県内各地から来られる人も多く、サンゴ保全の話を真剣に聞いてくださる方がたくさんいらっしゃいます。沖縄のサンゴを守り、増やしていくために、苗木の植え付けやオニヒトデの駆除など、保全活動内容を説明しています。また、カフェではアイスコーヒー(300円)、カフェオレ(400円)、アイスクリーム(300円or500円)を販売しています。今回はこの収益をサンゴ保全の活動資金にあてるので、3日間でコーヒー(300円)換算で1000杯を目標に販売しています。多くの人にコーヒーを買ってもらい、サンゴを守る活動を応援してもらえるように頑張っていきたいです」と語ってくれた。

2代目ミスワリンとして、約1年半の活動を続けている石川梓さんは、サンゴの森を大きくしていくため、来年6月のサンゴの産卵を目標に、これからも保全活動を続けていくという。

ミスワリンの活動詳細はコチラ



写真01…会場内で保全活動をPRするミスワリン・石川梓さん
写真02…ミスワリンのチャリティーカフェ
写真03…東西に分かれて綱を挽きあう人々
写真04…15万人以上が見守った大綱挽まつり

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