大手法人機械対策課SH@CKの新台講座「Sビンゴギャラクシー」
2019.08.26 / 連載LINE@限定でSH@CK氏オススメ機種の分析データを配信中。予告ナシ!再配信ナシ!今のうちにPiDEA LINE@に登録を!
【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座
今週は9月17日導入開始予定「Sスーパービンゴギャラクシー」(ベルコ)全国5,000台
いつの時代でもリリースされ続けている根強いシリーズが6号機でもリリース開始!5号機では「セットLOOP」「セットストック」「ゲーム数上乗せ」をすべて搭載した数少ないマルチA(R)Tに加え、明確なトリガーとシンプルな継続演出で実績を残してきたビンゴシリーズに新時代となる6号機での活躍にも期待したい!
そんな本機のスペックも「セットLOOP&ストック&ゲーム数上乗せ」のマルチAT機となっており、AT純増は減算区間や純増変動区間の無い4.6枚/Gの準ストレートATとなっているのだ!
とは言え、厳密にはATの仕組みは「S蒼天の拳」に近く、「S蒼天の拳」と大きく異なる点はリアルボーナス中を通常時として、有利区間内で管理している点にある。
通常フローは周期的な抽選になっており、ボーナスの終了条件となる払い出し枚数に到達する事がメインの周期到達=CZ&RUSH抽選となっている。本機のベースは50G/50枚となっている事から小役の偏りによって周期到達に要するゲーム数(MAX150G・AVE80G)が左右される仕様だ。
本機にはRUSH直撃の天井は搭載されておらず、周期到達時のCZ非当選5連続後の6周期目到達でCZ以上当選が確定する天井が搭載されているのだ!CZはショートATとなっており、疑似ボーナス突破型に近いフローとなっている。
そして、RUSHはシリーズ定番となる33G or Hooah!をLOOPさせていくフローとなり、LOOP率は初回50%を突破すれば80%へと変化する強烈な仕様となっているのだ!さらに、初回は上乗せによる突破ももちろん適応される!有利区間完走条件は基本的には2,400枚到達となっており、純粋なループによる完走に加え、「黄門Ⅴ(5.9号機)」の様に可視化されたスゴロクマス(ポイント)のゴール到達による恩恵の完走システム『極Hooah!』も搭載されている!
最大の注意点としては、AT管理の仕組みにより上記フローの途中にはリアルボーナス入賞等の目押しが必要となる点を認識しなければいけない。
《基本スペック》
設定 | CZ確率 | RUSH確率 | 出率 |
① | 1/345.7 | 1/637.7 | 97.5% |
② | 1/329.4 | 1/610.0 | 99.5% |
③ | 1/312.2 | 1/580.1 | 101.5% |
④ | 1/295.9 | 1/552.0 | 104.0% |
⑤ | 1/280.3 | 1/524.1 | 107.0% |
⑥ | 1/266.8 | 1/501.2 | 110.0% |
演出においては、シリーズ機を踏襲したものでビンゴ玉による状態示唆や煽りなどシンプルなものとなっている。CZも数字揃いを目指す『カウントダウンチャンス』とビンゴを目指す『ザ・ビンゴ』とシンプルになっており、RUSHも含めて『ビンゴリプレイ』による展開がメインとなっている!RUSH継続演出は『カウントダウン7』となっており、BGMストップなどもシリーズお馴染みのもの。
注意点がボーナス目押しが必要なゲームでの告知で、目押しに関しては非常に不親切な演出となっており、液晶下部にあるLEDが白く点滅するようになっているだけなのだ。
本機「Sビンゴギャラクシー」の訴求ポイントは『スペック&打ち方』となる。
スペック訴求に関して、リアルボーナスを利用している点の訴求は困惑するだけなので必要は無く、『AT4.6枚/GストレートAT』と『初回50%+α突破で80%ATへ突入!』だけで十分スペックの訴求が可能となるだろう!
有利区間は周期CZ管理となる事から、通常の遊技方法をしている限りでは2400枚到達での完走となる点も可能な限り訴求するべきだろう!
そして一番重要となるのは打ち方となり、目押しの必要性を絶対的に周知させる必要が強くある!目押しによって直接的に大きなペナルティこそないが、簡単な目押しが出来なければRUSHの抽選そのものを受ける事が出来ない仕組みとなっている為にハイエナ機種へと成り下がる可能性がある。
コンテンツ的ターゲット層は目押しを好まない層が多く存在する以上、この“目押し訴求”により大きく稼働が左右されるとも言えるだろう!目押し自体は各リールに一つしかない『BAR』を狙うだけの簡単なものとなるが、RUSH中も含めた周期到達の度に必要となるだけに頻度が多い。そして、目押しが必要な際の告知も非常に不親切な作りとなっているだけに『ここ(液晶下)のLEDが白点滅したら各リールにBAR(黒)を狙って下さい。』程度を画像付きで各台に告知を絶対行うべきだろう。
厳密に言えば、目押しは2種類存在し『①3リールBAR目押し』と『②1リール目押し』があり、以下の内容となっている。
種類 | 演出 | 発生する可能性がある状態 |
① | 予告音・LED点滅・CHANCEランプ点滅 | 通常時・CZ・RUSH |
② | LED点滅 | RUSH |
内部的なものを言えば、①がビッグボーナスでゲーム性となる周期システムを司り、入賞させないとRUSH抽選はもちろんの事、RUSH状態へ移行しない。
そして②はシングルボーナスで、型式試験の数値調整の為のペナルティとなり、入賞を回避させないと損する事になる。
内部的には非常に複雑な作りとなり、目押しも必要となるためユーザーを選ぶ機種とはなる。だが、希少な旧基準機以上のAT純増枚数を有した昨年10月より6号機がリリースされ始めてから3機種目となるストレートAT機なのだ!「Re:ゼロ」はターゲット層こそ若年層であったので目押しが障害とはならなかったが、本機に関しては障害となる可能性が非常に大きく、これをクリア出来れば機種開発の幅が格段に広がる可能性を秘めた機種でもあるのだ!
その為にも店舗努力が絶対的に必要な機種である事も認識した上で運用してもらいたい!
海坊主5年以上
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