大手法人機械対策課SH@CKの新台講座「Sヱヴァンゲリヲン」

2019.01.28 / 連載

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【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座

今週は2月18日導入開始予定「SヱヴァンゲリヲンAT777」(ビスティ)全国20,000台予定

『ヱヴァ』と言えば『Aタイプ』というイメージもだいぶ薄れてきた。そんな現状で本機はアシストタイプ4作目にして初のATタイプ!
原作の進みが非常に遅く、演出幅に一抹の不安はあるものの知名度は高く、初動に定評のあるコンテンツだ。それだけに業界コンテンツとしても名高いシリーズの新規則初の高い貢献に期待したい!!

そんな本機のスペックは純増4.0枚/Gの疑似ボーナスAT機で、型式名にも記載されている通りに1回のBIGで最大777枚を獲得する事が可能な作りとなっているのだ!
基本的に2種類のCZを経由してATが当選するフローであり、特定図柄成立による直撃CZ抽選と周期シナリオ管理によるCZ抽選が存在。この周期は最大で10周期のシナリオとなっており、シナリオごとにCZ抽選の期待度に結びつく『周期開始時ランク』が変化する。
『ランク』は基本的に小役入賞でゲージが溜まり、周期終了時にランクが高いほどCZ抽選の期待度が高まるものとなり、後半のシナリオに行くに連れて高期待度の開始ランクが配置されている。CZ期待度は「周期CZ」:約33%「直撃CZ」:約70%、全体の当選比率は周期:直撃が「8:2」程度となる。

本機のATは枚数管理型疑似ボーナスタイプ。ボーナスは疑似遊技で揃った図柄により性能が変わり、ボーナス中には『枚数上乗せ』と『1G連』の抽選を行っている。そして、本機の特徴の一つでもある『BB777枚』は、通常時の周期シナリオ「0」もしくは「1」の時のボーナス当選でのみ確定的に出現するようだ!
ボーナス終了後には『バトル準備パート』へ突入し、ボーナスの連荘を狙うシステムだ。ボーナス継続率は『43%・60%・80%』となっている。周期シナリオやボーナス間のインターバルにより、状況によっては有利区間上限に若干満たない場合もある仕様となるだろう。

演出においては、前作「勝利への決意」をベースとしたものだが、スペックが大きく異なる事から新鮮味を感じる作りになっている!基本的な演出は『周期』『バトル準備』と当選までの期待値を上げる小役入賞がメイン。ボーナス中は、1回のAT当選で一度は必ず発生する『枚数上乗せ』など「希望の槍」に近いものを感じるだろう!原作の進行が無いので、最新映像がほとんど搭載されていない仕様である。

本機「SヱヴァンゲリヲンAT777」の訴求ポイントは『コンテンツ&スペック』に尽きるだろう。知名度は高いコンテンツとなる事から、ファン層が幅広いのは本機の利点となる。ただし『ランク』や『バトル準備』など、ユーザーが損する場面に多く遭遇する事もあり、『ハイエナ機種』となってしまう可能性があるのでスペックの訴求をある程度していかなければいけないだろう。
とはいえ『ハイエナ機種』になるべくしてなると予想されるので、事前に周期の閲覧方法などの訴求を行い「黄門ちゃま喝」のように興味を示させる訴求を早い段階で行うのも地域によっては効果的となるだろう!

本機は『周期』『バトル準備』『小役集め』『メイン契機がCZ』など、ストレスが非常に溜まりやすい仕様となっている事から、他機種との回遊を強化していく事が重要となる。仕様の近い「戦国乙女深淵」などの高ベース(本機は50G/50枚)ATの動線を意識させるレイアウトが効果的となるだろう!

本機リリース後の3月上旬には「Pエヴァ」の最新作が控えているので、是非ともGW商戦でも『エヴァシリーズ』が活躍出来るようにファン層の掘り起こしに期待したい!

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