大手法人機械対策課SH@CKの新台講座「S LoV」

2018.12.03 / 連載

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【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座

今週は12月17日導入開始予定「SロードオブヴァーミリオンRe:」(七匠)全国7,000台予定

昨年登場した大手ゲーム会社スクウェア・エニックスのタイトルとなる「LoV(ロードオブヴァーミリオン)」が6号機仕様にリメイクされてリリース開始!演出ベースは一定の支持を得た前作を踏襲しながらも、「ハーデス」に極限まで近づけた前作とは異なり、原作コンテンツをより活かしたものとなっている。そして、スペックにおいては6号機ならではの仕様に様変わりしており、今後の開発ベースに関わる仕様だけに良い結果に期待したい!

本機のスペックは高純増AT機で『1Gあたり約5.7枚純増』『50枚ベース約50G』となっており、「沖ドキ」「戦国乙女2深淵」のようなAT疑似ボーナスタイプとなる。ゲームフローとしては全役で可視化されて蓄積される「マナポイント」とハズレ時に内部的に蓄積されるポイントの2種類がある『溜めるゲーム性』。AT当選のメイン契機は、マナポイント放出時の25%と、内部ポイントから発展するCZの約33%となる。

疑似ボーナスは『BB:50G or 100G or 200G』『RB:15枚ベルナビ5回』となり、純増5.7枚のATだけに200GのBBに当選すれば1,000枚以上の獲得が可能となるのだ!モード管理によるAT抽選が本機の特徴的なゲーム性で、BB中の抽選で天国モードへ突入させる事が出玉のトリガーとなる。初当り時の9割はRBスタートとなり、RBをBBへ昇格させる突破型のゲーム性なのだが、天井到達時(1280G)にはBB100G(約570枚担保)の当選が濃厚と非常に高い天井恩恵を有している!

天国モードは96Gが天井となり、天国モード中はBB比率が8割へ飛躍的に上昇する。天国モード滞在は筐体上部ランプにより示唆されるのだが、メインのゲーム性となるのは天国モード中に如何にして自力当選をさせて天国モードを持続させるかだ!大当り終了後は『ヘイスト状態(マナポイント高確率)』となり、自力当選率が飛躍的に向上する状態。ここで自力当選し続けることが出玉トリガーとなる!さらに本機には特定条件下でのみ発生する『皇帝フリーズ』が搭載されており、恩恵はAT400G以上が確定、有利区間終了がほぼほぼ確定する性能となっている!

演出において、おおよそは前作を踏襲したナンバリングシステムがベースとなっているが、前作ほど「ハーデス」には寄せておらず原作の世界観を活かしたものとなっている!ゲームフローの要となるポイント集めやBB&天国モードを中心に変更が加えられた。

本機「SロードオブヴァーミリオンRe:」の訴求ポイントは『6号機AT&スペック』となるだろう!前作の実績からコンテンツ訴求も一定の効果があるかもしれないが、爆発的なヒットをした訳でもない事から過信はリスクだろう。地域によって訴求できるラインが異なるが、『AT純増5.7枚』『皇帝フリーズ期待値2,250枚』『天井到達時BB100G濃厚』など射幸性が高めな性能を訴求する方が効果的となるだろう!

本機の注意点は“6号機の立ち位置・役割”を意識すべき事であるだろう。予測はしていたものの旧基準機との性能差を痛感しているのも事実だと思う……。
6号機も「HEY!鏡」「戦コレ!家康」など『低コイン単価』『天井恩恵優遇』『高ベース』の機種が揃って来ており、回遊目的に合わせたレイアウトにする必要性がある。回遊目的を『コンテンツ』で合わせるのか『スペック』で合わせるのか保有規模によって判断するべきだ。

本機の導入時期には「ハーデス冥王召喚」のリリースも予定されており、通ずるものがある機種として相乗効果も期待したい!機種の薄い年末年始ではあるので、その他にも前作や「ポセイドン」「乙女深淵」などの併用も一施策として一考する価値はあるだろう!

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