大手法人機械対策課SH@CKの新台講座「P鬼武者」

2018.11.11 / 連載

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【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座

今週は11月19日導入開始予定「P新鬼武者~超・蒼剣~」(京楽)全国15,000台予定

新規則機では初のハイミドル1/319スペックが遂にリリース開始!本機に関しては、来年2月から緩和予定となる継続率などの制限を受けている内規での開発機となり、後のパチンコ市場での指標の一つとなる機種だろう!

そんな本機のスペックは前述した通りに新規則では初となる約1/319のハイミドルLOOP機となり、新規則ではあるが設定機能は非搭載。本機の一番の特徴ともいえる点は過去に類を見ない程の『小当りRUSH性能』となり、色々と話題となった「CRカイジH&L」と同等の出玉量に加え、遥かに上回る出玉速度を有しているのだ!大当り振分は特図1『4R確変(約416個&超蒼剣RUSH(小当りRUSH):60%(内10%は101回からRUSH)・4R通常時短40回~80回:40%』となり、特図2『15R確変(約1500個)&超蒼剣RUSH:50%・4R確変&超蒼剣RUSH:5%・2R確変(出玉無し)&101回から蒼剣RUSH:5%・2R通常&時短20回~80回:40%』と大当りの50%以上で小当りRUSHへ突入するのだ!
新規則機で一番の変更点は大当りラウンドが最大10Rである点で、本機も当然ながら10RがMAXラウンド。その旧規則機との差になるラウンド数を小当りRUSHで補填するスペックであり、本機においては『小当り期待値1回1500個』となる事から『大当り1,500個&小当り1,500個の“3,000個LOOP”』をセールスポイントとしており旧規則機にも劣らない出玉感を搭載している。小当り性能としても確変中大当り確率約1/61で1,500個を払い出すというのだから大当りが地繋ぎに近いものとなる。このような仕様で設定の段階分の型式試験を通す事は困難となる事から設定機能は非搭載となっているようだ。

演出面においては、コンテンツこそ違うが同社開発機「仕事人Ⅴ」をベースとしたものとなっており、現行機NO.1とも言える超多彩なギミックを搭載した筐体は目を引く事だろう!そして、コンテンツを活かした、敵を倒す爽快感が非常に強い作りとなっており、小当りRUSHは過去類型機種では無いスロットのAT・ARTの感覚に近いものとなっている!大当りの一部である101回転目以降のRUSH突入は、時短回数を一律にしない事により“最高の状態”の可能性を残したスペック演出となっているのだ!

本機「P新鬼武者~超・蒼剣~」の訴求ポイントは『新規則機初ハイミドルスペック&コンテンツ』となるだろう!スロットの新規則機第一弾として「HEY!鏡」が好調な滑り出しが出来た状況である事と今後の事を考慮して『新規則機ハイミドルスペック第一弾』を謳っていくと、コンテンツによりユーザー層が限定されてしまうことを緩和できると思われる。
規則改正当初は本機のようなスペックが市場トレンドになるとされていたのだが、継続率制限の緩和によりトレンドとなる程の機種数は出ないと予想される。ロイヤリティの高いカテゴリーとして少し続くであろう類型機種でのコーナー化の足掛かりとして活用するのも良いかもしない。

小当りRUSH機種で唯一といえるほどヒット機種となった「GANTZ」の後継機も年明けには市場導入予定となっており、強いて言えば「仕事人」「ウルトラセブン」「AKB」と同社の小当りRUSH機が市場の注目を集め続けている現状を踏まえた展開は考慮すべきだろう!

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