大手法人機械対策課SH@CKの新台講座「CRFマクロスF3」

2019.03.04 / 連載

LINE@限定でSH@CK氏オススメ機種の分析データを配信中。予告ナシ!再配信ナシ!今のうちにPiDEA LINE@に登録を!

【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座

今週は3月18日導入開始予定「CR F.マクロスF3」(三共)全国20,000台

『マクロスシリーズ』と言えば数多くのタイトルがあり、昨今では『Δ(デルタ)』という最新シリーズが続いているコンテンツとなる。しかし、本業界に登場した初機種こそ「超時空要塞(初代)マクロス」であったものの、それ以降は「マクロスF」タイトルばかりがフューチャーされている状況にあり、非常にメーカー愛の溢れたコンテンツと言える。
そして、本機最大の特徴“となる”であろうスペックとしては、新規則の「P機」も市場投下されている中でリリース数も限られる前世代「CR機」で、しかも本機に至っては“最後の2,400発搭載機”と時代の節目とも言える機種だ!

そんな本機のスペックは約1/319.6のハイミドルV確ループタイプとなり、“2,400発”の大当りに特徴を持たしている。振り分けとしては『特図1(左打ち):10%・特図2(右打ち):50%』となり、初当り時から2,400発を獲得が可能となっている。さらにヘソからの当選に合わせ、本機はヘソ入賞時に特図2入賞の抽選もしており、ヘソ入賞時の約2%で特図2抽選が行われる!そして、このヘソ入賞からの特図2抽選が特徴的となり、特図2抽選口の払い出しが15個と始動口の獲得玉数としては破格となっている!
さらには、右打ち消化時に入賞する可能性のあるフロックの払い出しが7個にもなり、“2,400発”だけでなく“2,700発”にも及ぶ可能性もある、まさに“最後の2,400発搭載機”の名に相応しい仕様となっているのだ!
大当り振分の詳細は特図1『16R確変(約2,400発):10%・3R確変(約450発):40%・3R通常(電サポ100回):50%』となり、特図2は『16RA確変(約2,400個):50%・16RB確変(約2,000個):6%・3R確変(約450個):9%・3R通常(約450個&電サポ100回):35%』となっている。

演出面においては、同社機で継続して採用されている“溜めるチャンス”がメインとなっており、“タイマー”“演出”などを溜めて期待値を上げる仕様となる為、演出の組み合わせは多岐に渡る!
同コンテンツではシリーズ3作目となるが、新鮮さはしっかり感じる仕様となっている。そして、右打ち中は『ライブモード』『バトルモード』とマクロスならではの演出をユーザー任意で選択が可能となり、通常と確変が分からない作り(3R以外は内部的に確変確定)で、確変の期待度を上昇させる演出が豊富にある。当然本機の為の最新楽曲も追加されており、全18曲と『歌パチ』要素は健在となる!

本機「CR F.マクロスF3」の訴求ポイントは『スペック&コンテンツ』となるだろう!スペックとしては“最後の2,400発”というパワーワードでアイキャッチは十分であり、あまり情報量を増やす必要も無いだろう!コンテンツについてはシリーズ3作目ともなるので、いまさら細かな訴求効果に期待出来ないので“最新作&最新楽曲搭載”程度でよいだろう!

本機の運用にあたっては“2,400発搭載”のコーナー訴求に使用することで、固定島化させていく後押しとなるだろう!2021年問題により、本機を含めた旧規則機から新規則機への買い替えが業界マターとして取り組んでいかなければいけない。その動きが各企業ある中で、先日の同友会でも発表があったように『管理遊技機』の話も表面化してきている。設備変更にまで関わる市場変化は『CR機』当初の時代まで遡り、市場が大きく変化していくことが予想されるのは言うまでもない。その対応には当然大きな費用を要する可能性が高く、現行新規則機での2021年問題対応は時期尚早となる可能性が出てきている。その為にも入替費用を抑えられる固定島化は後の選択肢を広げる事にも繋がるので、本機の“最後の2,400発”、パワーワードを活用した運用がベターと言えるだろう!

CR F.マクロスF3, SH@CK, 【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座, 新台講座, 月曜