大手法人機械対策課SH@CKの新台講座「CR真・北斗無双2」

2018.08.20 / 連載

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【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座

今週は9月3日導入開始予定「CR真・北斗無双2」(サミー)全国80,000台予定

現市場パチンコNO.1機種である「北斗無双」のシリーズ最新機種が遂に導入開始!市場台数も「初代」の9万台弱と同等の台数を出荷予定となっている!『北斗シリーズ』においては、スロットこそ「修羅」「新伝説」「羅刹」と不調続きではあるものの、パチンコに関しては「転生」「百裂」と一定の功績を残しているコンテンツとなり、本機のメーカー発セールスポイントとして“無双最後の真髄”と銘打っている点など訴求ポイントには注意が必要となるだろう。

そんな本機のスペックは『北斗シリーズ』である「CR北斗の拳7 転生」のスペックに非常に近く、比較と共に異なる点を抑える事が効率的となるだろう!

項目 北斗の拳7転生 真・北斗無双2
初当り確率 約1/319.7 約1/319.7
確変突入率&継続率 65%ループタイプ 65%ループタイプ
左打ち時特賞出玉比率 約600個(4R) 約600個(4R)
右打ち時特賞出玉比率 約2,400個(16R):65%・約600個(4R):35% 約2,400個(16R):65%・約600個(4R):35%
右打ち通常当選時電サポ 100回 100回
左打ち当選時電サポ回数 7回(通常:35%) 30回(通常:14%・確変:5%)・50回(通常:14%・確変:10%)・70回(通常:7%・確変:20%)

と、なっており、【左打ち時電サポ回数】以外はほとんど同様の仕様となっている。この電サポ振分の兼ね合いにて『潜伏確変』が存在することが最も大きな違いと言えるだろう!ただし、「潜伏ループ」は発生しない親切設計の仕様となる。

演出面においては、『北斗シリーズ』と言えば、な5つものギミックが画面狭しと展開を盛り上げてくれる!液晶演出も無双ならではの『共闘』『バトルロイヤル』演出が数多く用意されており、RUSH中の選択キャラは『最後の将ユリア』を加えた総勢17キャラから選択が可能となっているのだ。
そして気になる、通常か確変を賭けた『制圧CHANCE』は「初代無双」お馴染みの演出となっており、仮に「潜伏確変」であった場合には規定時短回数を消化後に『カウント10(仮称)』を経て察知可能の仕様となっているのだ!
補足としては、専用筐体という訳ではないのだが本機より筐体色が「赤色」から「青色」へと変化するので、見た目の変化もあると言えるだろう!※一部『赤色』販売あり

本機「CR北斗無双2」の最大の訴求ポイントは『スペック』『コンテンツ』となり、『最後の2,400発』『北斗無双正統後継機』となるだろう!メーカー発のキャッチコピーでも謳っているように規則改正の兼ね合いにて『大当り2,400個』搭載が困難となる事から、訴求すべきポイントである。そして、現市場No.1である『北斗無双』の後継機である点はシリーズユーザーへの訴求効果が1番大きいと言えるだろう!

本機の注意すべき点としては『運用』にあり、内規(性能)的に「初代無双」を上回る可能性は限り無く低いと言える。そこで、本機をきっかけに集客をする事にはなるとは思うが、集客した顧客を「初代無双」へ回遊させる事が現状市場で硬直状態にある「初代無双」のシェア拡大へと繋がる事だろう!そして、シリーズでは久々の「潜伏確変」搭載である点は結果に応じて柔軟な対応を用意しておく必要がある。本機は「初代無双」「北斗7転生」「百裂」なども含め、『ハイミドル北斗シリーズ』として活用していく事こそが一番の注意点となるだろう!

いよいよもって、コンテンツによってはラストナンバーとなる旧内規の機種が多くなってきており、徐々に先2年の売上構造を考えた機種構成を揃える必要が出てきている。旧内規機種でのメインコンテンツも残すところ僅かとなり、本機には将来的にも活躍する機種である事に期待したい!

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