大手法人機械対策課SH@CKの新台講座「ロックマン」

2018.09.03 / 連載

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【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座

今週は9月18日導入開始予定「ロックマンAbility 史上最大の試練」(スパイキー)全国2,000台予定

不朽の名作である「ロックマン」が遂に業界デビュー!昨年30周年を迎え、その間にリリースされたタイトル数は136本と多くの世代から多岐に渡る媒体で愛され続けている。とはいえ、ゲーム難易度はどちらかと言えばハード仕様な内容だった印象が強く、主観にはなるがプレイした初代と2の最終面は相当なマゾ仕様だった記憶がある……。そんなゲーム内容を忠実にスロット化し『超技術介入度機種』として登場となった!
導入直後にはゲーム最新作「ロックマン11」がリリース予定となっており、コンテンツのメディアミックス展開にも期待出来そうだ!

本機のスペックはA+RTとなっており、ボーナスは3種『SBB:約340枚・BB:約240枚・RB:約60枚』となっている。本機一番の特徴であるRTシステムは「ひぐらしのなく頃に祭」に近く、『ボーナス終了後』『通常時300G消化後』に突入する『アビリティフィールド(RT突入CZ)』を経由してRTへと突入するのだ。CZ中に転落リプレイ成立前に『アタック目(リプレイ小山型)』を成立させればRT突入となるのだが、『アタック目』成立後の『アビリティアタック(RT突入ゲーム)』での技術介入が出玉を大きく左右する仕様となっている!RTは4種類『プレミア:200G・成功:80G・失敗:30G・アシスト:55G』があり、突入ゲームで指定された図柄を“左1STビタ押し”にチャレンジするものとなる。「アシスト」は“逆押し”の簡単手順となり、指定される図柄の種類によってはユーザー任意で使い分けが可能となるのだ!本機のサブタイにもなっている『史上最大の試練』とあるように、指定される図柄にはリール内にボーナス図柄が無いものなどもあり、“直視押し”が出来るか出来ないかで大きく難易度が左右されるポイントも存在する。RT終了後には再度『アビリティフィールド』へ突入するのだが、ボーナス終了後のRT確定状態以外の他の契機では約50%の突入率となる!本機の設定は『④⑤⑥H』の4段階となり、RT技術介入により出率『④96.1%~103.0%・H102.0%~109.0%』と大きく変化する!

販売こそスパイキーではあるが筐体も含めエンターライズ仕様。演出においては、ボーナス中の技術介により、枚数調整と合わせて『設定示唆演出』発生のチャンスとなる!

本機「ロックマンAbility 史上最大の試練」の訴求ポイントは『超技術介入スペック』となり、最低設定においての『フル攻略時出率103%』は驚異的数値と言えるだろう!

そんな本機活用の注意点は『他機種の稼働促進』に尽きる!本機のスペック上、本機の稼働は導入プロモーションだけで十分となる事が予想されるのだが、本機単体での稼働だけでは商売とならない可能性が高い。そこで、本機から他機種へ流す事を前提に『適正台数』『受け皿機種の用意』が必須となるだろう!

6月にリリースされた「ディスクアップ」も激甘ではあるが、稼働はまだまだ好調となっている事を踏まえて本機と合わせての活用が効果的となるだろう!一年で一番長い閑散期での導入となるので、稼働率を求める時期としては大いに期待したい!

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