大手法人機械対策課SH@CKの新台講座「ハーデス冥王召喚」

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【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座

今週は12月17日導入開始予定「アナザーゴッドハーデス‐冥王召喚‐」（ミズホ）全国15,000台予定

遂に5.9号機にて“GODシリーズ”が登場！規則改正により内規自主規制の緩和された事によりAタイプ以外のメインコンテンツ開発が6.0号機へシフトした……。そのため、5.9号機が販売開始された昨年10月から約1年間にメインコンテンツの販売はされなかった。販売までの背景は色々と事情があるようだが「HEY!鏡」に続きネームのある機種がリリースされるのは業界にとっては有難い事であり、年末年始の繁忙期でのリリースなら尚更、市場活性化に期待したいものである！
とはいえ、予めお伝えしておかなければならない事として販売の事情により実機を見ることは叶わず、資料等からの情報となる為に実機とは若干異なる場合があるので注意をして頂きたい。（汗

そんな本機のスペックは純増2.0枚のART機となり、5.9号機の特徴的な点であるART確率に大きく設定差が無く『①1/737～⑥1/756.1』となっている。販売までの背景に関わる内容と思われる出率は『①97.4％～⑥106.8％』と“GODシリーズ”では過去に例を見ない低出率設計となっている……。ART確率が重く、出率の低い機種ではあるがART突入時の期待枚数は『①779.0枚～⑥875.5枚』と非常に高い性能を有している機種となる！初当たりが設定が上がるほど重くなり千円ベースは『①40.6G～⑥45.9G』と非常に幅がある事からART性能（純増など含め）そのものが異なる可能性もある機種といえるだろう。

ゲームフローとしては「ハーデス」をベースとしたものとなっているが、周期や天井が困難となる5.9号機の特徴からか、直撃当選に加え2つのCZ中の当選までの間持ちの役割を担っているようだ。前作と大きく異なる点として通常の直撃当選とCZの一つである『HELL ZONE』からの当選は上乗せ特化ゾーンとなる『JUDGEMENT』から開始されず、『GG100G』から開始されるようで、上位CZである『JUDGE OF THANATOS』と確定役『GOD：1/8192・紫7：1/7281.8・冥王：1/16384』からの当選では上乗せ特化ゾーン『JUDGEMENT』から開始される仕様となるのだ！前作から進化した『JUDGEMENT』は『ケルベロス：平均100G』『ペルセポネ：平均200G』『ハーデス：300G』に加え3種の特化ゾーンの特徴を有した最上位『ANOTHER LEGEND：平均510G』も存在。ゾーン中のMB的な役当選で規定ゲーム数LOCKにより上乗せがブーストされる仕様のようだ！

本機の一番の見所、最新筐体『WIZARD RP  BAZOOKA BOOST』の『リアプロジェクションマッピング』方式で投影される演出は圧巻のハイクオリティ映像となっている！基本演出は『GODシリーズ』ならではのナンバーシステムと分かり易さは健在となるだろう。

本機「ハーデス冥王召喚」の訴求ポイントは『GODシリーズ最新作』に尽きるだろう！「HEY!鏡」に次ぐメインコンテンツ機種となり、その集客効果を最大限に引き出すべきといえるだろう！旧基準機で『GODシリーズ』が未だにスロット稼働をけん引している事から機械性能面での訴求は効果的とならない可能性が高いだろう。
ただし、6.0号機との比較で言えば有利区間の制限は6号機が『2,400枚』に対して5.9号機は『3,000枚』と1度で獲得可能な出玉性能が上回っている。その点に関してはあえて5.9号機性能の訴求をする事は一つなのかもしれない。

本機の注意点は“設定差の理解”と“同シリーズ機への相乗効果”となるだろう。『GODシリーズ』の遊技スタンスは長時間遊技よりは一発勝負となる事から、出率がさほど高くないからとは言え初当たりが重くなる「高設定」の使用は状況によってはニーズと離れる可能性があるだろう！そして、本機のスペックでは『GODシリーズ』のアイデンティティともいえる性能を有していない事から、現在メインとなっている「初代ハーデス」「凱旋」への相乗効果として用いる事の方が時期的にも営業力へ良い効果となるだろう！先のユニバカでは『三神一体』とも言わんばかりの『GODシリーズ』の演出が一番の目玉として取り上げられていた事なども踏まえて「ポセイドン」など同時展開するのも告知的には効果があるだろう！

本機の販売では色々と騒がれているが、純粋にメインコンテンツのリリースと5.9号機が6.0号機に勝る点など、一過性のものであったとしても営業としては期待して運用して頂きたいと切に願う。