中国春節でマカオ145万人パンク状態

2015.02.25 / カジノ

マカオ警察当局の発表によると、2月19日~22日の春節(旧正月)期間に145万人超がマカオに入境し、前年を約6%上回ったことが明らかになった。

中華圏の人々にとって正月にあたる春節は、年間を通じて最大の休暇期間となっており、マカオ渡航者が最も増える時期。現地紙「デイリータイムス」によれば、マカオ北部の入境施設である拱北ボーダーで、入境のピーク時に約2時間待ちの混雑になったという。また21、22日には、マカオ半島の観光名所となっているセナド広場が面する目抜き通りの新馬路で、観光客が溢れかえったことから警察当局によって第1級の通行規制が敷かれるなどの措置がとられた。一方、カジノホテルでは春節期間が明ける25日までは満室状態が続くが、屋外ではタクシー待ちの客が長蛇の列を作るなど大混雑。また、市街を走るバスも満車で乗れない乗客が数多く出るなど公共交通機関にも大きな影響を与えた。

※画像はマカオ半島のセナド広場(写真1枚目)とグランドリスボア(写真2枚目)の混雑の様子(2月21日撮影)

グランドリスボア, セナド広場, デイリータイムス, マカオ