中国企業がクリミアカジノ建設に関心

2014.10.09 / カジノ

ロシア現地紙「RIAノボスチ」によると、中国企業が今年3月にロシアに併合されたクリミア経済特区でカジノやインフラへの投資に強い関心を示している。ロシアは近々クリミアに経済特区を導入し、税制の優遇を行うなど海外からの投資を促す計画で、すでにいくつかの中国企業がこの特区でのホテルやカジノの開発に関心を示している。

中国企業はホテルやカジノだけでなく、インフラ事業への進出機会もうかがう。クリミア商工会議所会頭のアレクサンダー・バゾフ氏は、「中国の投資家たちは道路やガス、水道、住宅など現地のインフラ事業に興味を示している。特にゴミ処理関連の事業への関心が高い。そしてなにより、交易の要衝としてのクリミアの立地条件に強い関心を抱いている」とメディアに対して述べた。同氏は、10月にも採択される予定の経済特区導入が実現すれば、これらの中国企業は速やかにクリミアへの進出をする準備があるとしている。なお、クリミアへの投資に興味を持つ企業の名称などは明らかにされていない。

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