世界で3番目に高額なマカオのホテル

2014.12.17 / カジノ

ドイツの旅行予約サイトGOEURO(ゴーユーロ)が先日発表した世界各都市の宿泊価格指数によると、マカオの宿泊施設が世界で3番目に高額であることが分かった。マカオの宿泊施設の平均宿泊価格は、1泊あたり168米ドル(約1.99万円)で1位ニューヨーク(米国)の246ドル、2位サンモリッツ(スイス)の183ドルに次ぐ世界3位だった。

宿泊価格指数は、世界150都市の6万施設を対象にして調査を行い、1~5つ星のホテル、ホステル、空住居を旅行者に賃貸する「AirBnB(エアビーエンビー)」といった項目ごとに平均価格を算出。欧米の有名観光地が上位を占めるなか、マカオはアジア圏で突出したランキングを記録した。最高級の5つ星ホテルについては欧米のホテルより価格は低めであったが、4つ星以下の宿泊施設の価格帯が総じて高いことが上位ランキングにつながった。またこれにより、増え続ける観光客に対し需給のバランスが保たれていないマカオの現状が改めて浮き彫りとなった。なお、アジアの各都市のランキングは、15位・香港(125ドル)、37位・シンガポール(94ドル)、38位・東京(94ドル)、53位・ソウル(85ドル)など。

※画像はマカオのコタイ地区にある5つ星ホテル「シェラトン・マカオ」の客室と、中国本土からの団体旅行客で混み合う「ヴェネチアン・マカオ」の西側ロビー周辺

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