三木流「30パイの未来を大予測!」

2015.05.16 / 連載

【土曜】三木貴鎬のパチスロ機械選定セミナー

皆さんこんにちは!!

50回目の連載になりました。今回は最近質問を良くされる30パイについての考察です。

30パイは今後必須なのか

これは年末の新基準機が不透明なことに関連してAタイプ重視の機運が高まる中でジャグラーはもとより、沖スロを導入した方が営業的に安定するのではないかと考えるホールが多い事は当然の流れと言えます。私個人の考えとしては必須どころか、安易に手を出すと失敗しかねないという判断です。理由として沖スロと言えばハナハナ系に代表されますが、

①  1年に大体1機種発売されるが、微妙に設定6の出率が上がっている事

②  設定看破要素が微妙に増えている事

③  沖ドキにユーザーが微妙に流れる事

この3点がもたらすことは、若者に有利で知識のない年配層は負けやすい事になりますし、出率が上がる事によって、高設定を使う事に躊躇するホールでは、若者客も流出する可能性もある事。また機械代抑制のためと言っても、1年に1機種出ると、そちらにユーザーが流れてしまうなど、日々の営業も、機械の購入計画も非常に気を遣う、難しい営業を迫られます。また若年層が中心なので、粗利を取ると、すぐに稼働の低下も招くので、薄利営業で肝の据わった営業方針で行かない限り、苦戦するホールが多いようです。特に等価のホールではやめたいという声も多く聞きます。

冲スロの運用は相当覚悟が必要だと言えます。

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三木貴鎬

1972年生まれ。中央大学商学部卒。神奈川県をはじめ、東京都や千葉県などのスロ専で勤務。グループの複数店舗を指揮する統括部長などを歴任し、 2007年に独立。経験を生かしてコンサルタントに転身。2010年に都内にモデル店舗としてスロ専をオープン。現在もパチスロを中心に精力的にセミナー や講演会を行う。

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