三木流「脱イベントの超すすめ!」

2015.05.31 / 連載

【土曜】三木貴鎬のパチスロ機械選定セミナー

皆さんこんにちは!!

52回目の連載になりました。今回は、全国様々なホールを見ていく中で、最近強く思う事を書いていきたいなと思っています。

最近強く思うことと言えば、「安易な集客」にはしるホールが増えたなということです。「安易な集客」とは、リニューアルと称したイベント(?)が最近増えていますので、それが代表例でしょうか。沖スロを導入しただけでリニューアルを謳ったり、ある機種を増台しただけでリニューアルを謳うホールもありました。結果は・・・当然のごとく何も変わらない。と、いうよりむしろ稼働を落としている気が・・・というホールが多くなってきたなーと感じます。またライターを呼んで集客に結びつけようとしているホールも多々ありますが、稼働が上がるホールはほんの一握りで、大半は何も変わらないというホールが多いようです。

さて、こうした何も変わらない施策を、お金をかけてまでする理由は何か・・・?

簡単にいうと「競合店がやっているから」。この一言に尽きる気がします。では競合店がやっていて、なぜ自店も同じ事をやらなければいけないのか。それは「焦点をお客ではなく、競合店に合わせているから」に他ならないでしょう。焦点をお客さんに合わせたら、自店の努力ですぐできる事は以下の4点に少なくとも絞られるのではないでしょうか。

①  出玉

②機械選定

③機械の配列

④接客

お客様はどれだけの出玉の還元を望んでいるのか?お客様は何の機械を望んでいるのか?お客様はどの機械を残し、どの機械の撤去を望んでいるのか?お客様はどんな接客を望んでいるのか? この4点に焦点を合わせ、お客様のニーズに合わせることが、王道営業といわれるものではないのでしょうか?

競合店に焦点を合わせた営業ほど、イベント頼みになり、地域のお客様を消耗させ、自店も競合店も消耗する・・・こんな事例が至るとこで増えている気がしてなりません。競合店が何を仕掛けてきても動じないで、自店の魅力を磨くことが集客へと繋がるのではないでしょうか。集客とは「集める」ことではなく「集まる」こと。この事を胸に営業していきたいものです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

三木貴鎬

1972年生まれ。中央大学商学部卒。神奈川県をはじめ、東京都や千葉県などのスロ専で勤務。グループの複数店舗を指揮する統括部長などを歴任し、 2007年に独立。経験を生かしてコンサルタントに転身。2010年に都内にモデル店舗としてスロ専をオープン。現在もパチスロを中心に精力的にセミナー や講演会を行う。

パチスロ機械選定セミナー, 三木貴鎬, 土曜