三木流「パチスロ稼働UP術(後編)」

2014.07.19 / 連載

【連載】三木貴鎬のパチスロ機械選定セミナー第7回

皆さんこんにちは!!7回目の連載になりました。今回は、前回お話した稼働を上げる要素の一つである、機械の配列の話をしてみましょう。

労力を惜しまない!!

「導入する新台、中古機を何処に置くか?」。この問題は、パチンコ・パチスロ業界で意外と軽視されがちです。コンビニやスーパーでは何の商品を何処に置くかで、売上が変わることは皆さん知っていますよね? ただ買った機械を外した機械の場所にそのまま設置するのはもったいないとしかいいようがないわけです。「配列を崩すと移動台が増えて大変だ」「本当に稼動が変わるの?」という声もよく聞きますが、変わります!! 新台の寿命も伸びます!!

なので、今後、新台を買ったら何処に設置したら最大の稼働効果が得られるのかを考えて、労力を惜しまずにせっせと台移動をしましょう。

新台は何処に置く?

新台は、店の外から一番見えて、お客さんが入ってきた瞬間に見える場所がやはり一番いいです。お客さんが外から足を運ぶ効果と、入った瞬間の活況感を出すのに一番有効だからです。ただし「うちは機械をそんなに買わないよ」というお店は、その時々で一番力を入れるべき機種(育成機)を設置します。今でしたら「ハーデス」や「モンハン」あたりでしょうか。

出玉感のある機械は何処に置く?

「ハーデス」などの出玉感のある機械は、店内でも目立つところに設置します。客数の往来の多いメイン通路などが有効です。いかに多くのお客様の目に触れさせられるかということと、メイン通路であれば、通路幅の広い店舗も多いでしょう。椅子の後ろに箱をおけるスペースが取れる店舗なども有効なポイントになります。また壁際で背中側に何もない場所にも出玉感のある機種の設置は有効です。人は無意識のうちに壁際に目が行くという心理も有効に働きます。

さて、皆さん、店内を見回してみて、この機種はここが最適だよなということを、考えてみてください。

次回もこの配列について考えてみましょう。

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三木貴鎬

1972年生まれ。中央大学商学部卒。神奈川県をはじめ、東京都や千葉県などのスロ専で勤務。グループの複数店舗を指揮する統括部長などを歴任し、 2007年に独立。経験を生かしてコンサルタントに転身。2010年に都内にモデル店舗としてスロ専をオープン。現在もパチスロを中心に精力的にセミナー や講演会を行う。

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