三木流「サラ番長の超研究〜つづき」

2014.09.20 / 連載

【連載】三木貴鎬のパチスロ機械選定セミナー

[第16回]サラリーマン番長の超研究(つづき)

皆さんこんにちは!!16回目の連載になりました。今回は先週に引き続き「サラリーマン番長」について取り上げてみたいなと思っています。

さて、この「番長」、各方面から聞いてみるとよくも、悪くも、さまざまな部分で前作を引き継いでいるなーと感じます。細かい部分で、パワーアップしているところはしていて、残す部分は残す・・・そんな印象でしょうか。まぁ、コケないように作ってあるといった感じですが、お客さんの声、各方面の話を聞いたところの、設定差に関してのポイントを挙げてみたいなと思います。細かい解析は後々出てくるとして、やはり、いろんなところで設定差が存在しているようです。この設定が看破しやすいというところが、番長のいいところでもあり、厄介なところでもあるというところですが、今回はよく聞くポイントを挙げてみましょう。

ポイント1 押忍ベルからの仁王門の当選率に大きい差?

押忍ベルでは仁王門の当選率が1と6で二倍までいかないまでも大きく差があるようです。この仁王門はAT突入に直結するだけに、高設定ほど通常時のはまりが少なくなる重要な数値と言えます。

ポイント2 共通ベルの出現率に設定差?

前作でも共通ベルに差がありましたが、今回もありそうです通常時に斜めベルをカウントすることで、設定がなんとなく分かってしまうということが十分に考えられるということでしょう。うーん「カチカチ君を逆手に稼働を引っ張るしかないのか?」なんて考えてしまいますね。

ポイント3 頂ラッシュ終了時の仁王門当選率に差?

実践すると分かるのですが、頂ラッシュ終了時(ボーナス終了時も?)に仁王門に当選していることがあります。この当選率が1と6で大きく差があるようです。

今回は3つのポイントを挙げてみましたが、やはり「番長」シリーズは設定看破がよく効く機種というのが各方面から聞く話です。奇数、偶数の使い分けをしっかりしないと設定1は即止め台が頻発、結果割が取れない事態が頻発しそうです。「番長」がいい店と、悪いといっている店で評価が割れているようですが、上記が一因になっているのかなと思われます。

つまり、

稼働がいいお店=信頼があるお店(偶数設定も6も使っている)=即止めが減る=割も、稼働も安定!=いい機械

稼働が悪いお店=信頼がない店(ベタピン)=即止め=出ている台しか稼働しない=割も取れない、稼働も悪くなる一方=駄目な機械

これが、今回の「番長」の評価が割れている原因ではないかと思います。という事は、偶数設定は平常時から混ぜ込まないと厳しくなることは予想できますよね。そして、ここぞという場面で「6投入!」みたいなうまい使い方をおすすめする次第です。

また解析が進みましたら、取り上げてみたいと思います。

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三木貴鎬

1972年生まれ。中央大学商学部卒。神奈川県をはじめ、東京都や千葉県などのスロ専で勤務。グループの複数店舗を指揮する統括部長などを歴任し、 2007年に独立。経験を生かしてコンサルタントに転身。2010年に都内にモデル店舗としてスロ専をオープン。現在もパチスロを中心に精力的にセミナー や講演会を行う。

 

 

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