三木流「〝設定3〟の意味を考える」

2015.04.25 / 連載

【土曜】三木貴鎬のパチスロ機械選定セミナー

皆さんこんにちは!!

47回目の連載になりました。今回は中間設定の意義について考えてみましょう。中間設定というと、負けさせない設定、遊ばせる設定、など店舗によって定義が変わり、使わない店舗も多いのですが、うまく利用している店舗もあります。

うまく中間設定を使っている店の考え方

まず言えるのは、中間設定「設定3」ですが、この設定3が出率100%を切るような機種は、設定1を使って、短時間で、負けさせるよりも、少しでも長い時間を打ってもらって、結果的に同じだけの粗利を確保するという考え方が、稼働のいい店の共通項として挙げられます。もちろん出率100%を切っているわけですから、稼働時間が伸びれば粗利額が増えるという基本的な考えを重視しているわけです。中間設定だとチャラ位でしょ?それでは粗利が取れないよ!という考え方のお店が実は多く、そういうお店に限って、結果客滞率が低下し、店内の頭数が増えない→稼働が頭打ちになる。という悪循環に陥ります。従って設定3で出率が100%を切る機種は使いどころが多く、特にAタイプでは、出番が多く中間設定で稼働が伸びてくる場合が多いので、設定別の稼働を取ってみるといいと思います。

代表的な機種は、アイムジャグラー系でしょうか。高稼働しているホールさんは、この中間設定をうまく使って、客滞率を上げつつ、高設定を混ぜ込むという、うまいやり方をしている場合が多いです。

お客さんの視点からすると、頭数が増えると→活況感が増える→全体稼働がさらに伸びるという好循環のサイクルに入るという事でしょうから、今一度、中間設定の使い方を再考してみるといいかもしれませんね。

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三木貴鎬

1972年生まれ。中央大学商学部卒。神奈川県をはじめ、東京都や千葉県などのスロ専で勤務。グループの複数店舗を指揮する統括部長などを歴任し、 2007年に独立。経験を生かしてコンサルタントに転身。2010年に都内にモデル店舗としてスロ専をオープン。現在もパチスロを中心に精力的にセミナー や講演会を行う。

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