三木流、ブラッド+の評価は？

【土曜】三木貴鎬のパチスロ機械選定セミナー

皆さんこんにちは！　１１１回目になりました。今回はタイヨーエレック製「BLOOD+二人の女王」（納品9/4～）の評価です。タイヨーエレック製作の本機、デキはどうなのか試打してきました。

＜ボーナス＞
■BIGボーナス：204枚
■プレミアムREG：28枚

＜確率＆出玉率＞
■ボーナス合算
設定①：1/455
設定②：1/449
設定③：1/437
設定④：1/420
設定⑤：1/405
設定⑥：1/381

■ART初当り
設定①：1/398
設定②：1/383
設定③：1/356
設定④：1/315
設定⑤：1/271
設定⑥：1/231

■出玉率
非公表

＜通常時＞
ベース：34G/50枚
コイン単価：2.6円（設定①）

■BLOODチャンス（CZ)
ARTのチャンスゾーン

＜ART＞
純増1.5枚/G
G数上乗せタイプ

■BLOODチャンス＋（通常ART）
1セット50G～

■バーサクモード（毎G上乗せゾーン）
ボーナス中に突然突入する上乗せ特化ゾーン

■女王血戦（上乗せ特化ゾーン）
バトルタイプの上乗せ特化ゾーン
攻撃ヒットのたびにG数上乗せ

■二人の女王モード（プレミアムボーナス）
ボーナス中は２択の毎G上乗せ

■デッドオアアライブ（プレミア上乗せ）
50G or 1000G　のＧ数上乗せ


＜感想＞
筐体は「銀と金」同様のオーソドックスな液晶機で役物などなく見た目の新しさはありません。液晶演出は、ほぼ前作同等といったところ。

スペックはA+ARTです。ART確率が軽めで、ボーナスに依存しないタイプ。A+ART機でART確率が重いものはヒットしにくい傾向にあるので、ARTの軽さは好感が持てます。

ARTはＧ数上乗せのみでシンプルなゲームフロー。上乗せ特化ゾーンはバトルタイプになっています。前作で特徴的だったデッドオアアライブでの50G or 1000Gの上乗せがありますが、簡単に体感できる出現率でもないので稼働向上につながるかどうかは不安な点です。

販売台数は25000台。私としては、演出面もゲーム性も〝目新しさ〟をあまり感じることができなかったように思いますが、読者の皆さんはいかがでしたでしょうか？

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三木貴鎬（みき・たかし）

1972年生まれ。中央大学商学部卒。神奈川県をはじめ、東京都や千葉県などのスロ専で勤務。グループの複数店舗を指揮する統括部長などを歴任し、2007年に独立。経験を生かしてコンサルタントに転身。2010年に都内にモデル店舗としてスロ専をオープン。現在もパチスロを中心に精力的にセミナーや講演会を行う。