マカオ最大手SJM純利益 47%減/1~3月

2015.05.06 / カジノ

5月4日、マカオのカジノ運営最大手SJMホールディングスが今年1~3月の業績報告を行い、純利益が前年同期比46.5%減の10億香港ドル(約155億円)だったことを明らかにした。利益減少の主要因は、同社が運営する18軒のカジノ収入の落ち込みによるもので、同期の収入は142.8億香港ドル(約2,210億円)と37.3%減少した。部門別カジノの減少率では、VIPが△45.4%、マス(一般)が△23.9%とそれぞれ大きく落ち込んだ。

同社の発表によれば、長引くカジノの低迷を考慮すると減収減益は「想定内」とする一方、マカオの未来については引き続き楽観視しており、マカオのリーディング企業としての地位を維持する方針。また、現在コタイ地区で開発を進める「リスボアパレス」についても予定通り2017年までの完成を目指す計画。

※画像はコタイ地区で建設中の「リズボアパレス」の完成予想模型

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