ヒューテックが夏期セミナーを開催

2014.08.01 / ホール

7月25日、ヒューテック株式会社(小川潔代表取締役)は同社顧客情報分析システムCISにもとづく経営セミナー「2014年CIS経営指針 夏期セミナー」を東京・有楽町の国際フォーラムで開催した。

セミナーでは昨今の会員の遊技動向から4円パチンコに対するねばりが低下している現状や、20円ARTでは勝ち率が比較的高い機種が連続して登場している事から、同種の志向機種内で顧客の移動性が高まっている一方、一部機種が牽引してのコイン単価の上昇も見られ、全体としては疲弊感があらわれていると、同社の上田知弘氏から解説があった。

また、顧客動向と絡め、同社の動線分析システム「H-OtOシステム」から得られた情報として、同社の三輪勝治常務取締役は「目的客・ぶらり客を把握したお客様へのアプローチが大切な時代だ」と、店内の移動履歴から遊技への指向性が読めると紹介。具体的にはパチンコとスロットと、スロットでもARTとノーマルといったように、遊技する機種に対して行動の違いが顕著にあらわれる事から、それらを意図した回遊性の創出を提案した。

このほか、人材育成、人材開発の観点から同社の福田耕太郎から、CISデータを活用した人材育成法として、CIS用語の持つ意味と、そこから推定できる顧客の心理状態を汲み取った思案をトライアルすることで、ハード&ソフト両面で管理者の人材力を向上する術が伝えられた。

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