シンガポール:政府, 24日より短期滞在目的の外国人の入国を禁止~2つのIRは営業継続

2020.03.24 / カジノ
2020-03-24

【海外ニュース】

3月24日より、シンガポール政府は、新型肺炎(COVID-19)への対策として、短期滞在目的の外国人の入国、トランジットを禁止する(例外規定あり)。
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2020-03-24

【海外ニュース】

3月24日より、シンガポール政府は、新型肺炎(COVID-19)への対策として、短期滞在目的の外国人の入国、トランジットを禁止する(例外規定あり)。
施策は、3月22日に発表された。

今回の施策により、入国可能なステイタスは、国民、永住権(Permanent Residence, PR)、長期滞在ビザ(Long Term Visit Pass)、および、生活必需分野の労働ビザ(Work Pass)の保有者に限られる。
入国に際しては、14日間の外出禁止義務が課される。

シンガポールの新型肺炎の感染は、初期対策が奏功したものの、3月22日までに主に入国者を起源とした再拡大が確認された。

直近まで、シンガポール政府は、入国対策として、1)すべての入国者に14日間の外出禁止義務、2)直近14日間に高リスク7ヵ国(中国, 韓国, イラン, イタリア, フランス, スペイン, ドイツ)の滞在歴者の入国禁止、を導入していた。

シンガポールのIR2施設である、Marina Bay Sands(MBS, 運営会社:Marina Bay Sands社=Las Vegas Sandsシンガポール子会社)、Resorts World Sentosa(RWS, 運営会社:Genting Singapore社)は、営業を継続中。
ただし、感染防止策として、人口密度コントロール、ウイルス除去清掃作業、入場時の体温測定などを実施。

アジア太平洋地域では、外国人(あるいは、規制管轄外の住民)を主要顧客とするカジノ施設は営業を継続中。営業継続中の主な施設は、韓国の外国人専用カジノ、マカオ、シンガポールなど。
ただし、それぞれ厳しい入国、入境制限があり、営業環境は厳しい。

一方、営業停止中の施設は、韓国のカンウォンランド(唯一の自国民の入場可能な施設)、フィリピン・マニラ首都圏、マレーシアのResorts World Genting(唯一のカジノ施設)、オーストラリア・ニュージーランドなど。

シンガポール:IR2施設計 19年度通期 EBITDA 2,779億円,YoY2%減~両社横浜狙い。肺炎深刻


 
1月29日にLas Vegas Sandsが、2月12日にGenting Singaporeがそれぞれ2019年度4Q業績を発表。シンガポールIR2施設の業績が出揃った。

シンガポールIR2施設とは、Marina Bay Sands(MBS, 運営会社:Marina Bay Sands社=Las Vegas Sandsシンガポール子会社)、Resorts World Sentosa(RWS, 運営会社:Genting Singapore社)。なお、Genting Singaporeは、ほぼRWSのみを運営。

2社計の2019年度4Q(10-12月)業績は、売上高1,424億円,YoY7%増, 調整後EBITDAは733億円,YoY17%増。
4Q累計(1-12月)業績は、売上高5,395億円,YoYフラット, 調整後EBITDAは2,779億円,YoY2%減。

2019年度通期では、両社とも収益レベルは、おおむね前年度並み。
4Q(10-12月)には、Marina Bay Sandsの業績が回復。同施設では、Rolling Chip Win Rate(VIPプログラム, 運要素)が、前年4Qに一時的に低下したが、本4Qで通常化。

2020年度に入り、シンガポールでも新型肺炎の影響は深刻であり、顧客数は大きく減少中。
シンガポール政府は、2月に入り、新型肺炎の影響を考慮し、2020年度GDP予想を、前回YoY0.5%増~2.5%増から今回YoY0.5%減~1.5%増に引き下げた。
Genting Singaporeは、決算発表時に以下をコメント。
「新型肺炎は、シンガポールの観光産業に大きな打撃を与えている。当社は、2020年度1-6月の事業環境について極めて悲観的である」

なお、決算発表時の日本参入意欲のアピールは以下の通り。

Genting Singapore 日本に関する方針
・2月4日、Genting Singaporeは、株主総会を開催。日本IR開発方針の提案が可決された。方針は以下の通り
「一つ、または複数エリアに提案する可能性。ただし、最初の7年間は一つのIRプロジェクトの開発運営のみ」
「大都市のみをターゲット。大阪府、横浜市、東京都(これまでに大阪府、横浜市のRFCに参加)」
「投資額は、最大100億米ドル(約1.1兆円)」
・決算発表後、会社は、日本におけるIR事業コンソーシアムを9-10月に組成したいと述べた

Las Vegas Sands 日本に関する方針
・2019年度3Q決算発表時、Robert Goldstein氏(COO最高執行責任者)が以下をコメント
「日本参入意欲。少なくとも100億ドルの開発投資が必要」
「我々のMICEなどスキルセットは、横浜市にフィットする」
「横浜市のRFC(Request for concept)に提出すべくハードワーク中」

シンガポールのIRの収益力は高い。シンガポールIRは、東南アジアの顧客を主体する。同エリアにおける少数事業者による市場寡占の環境が背景。

Marina Bay Sandsの収益規模が、Resorts World Sentosaよりも大きい背景は、1)立地(都心中心部)、2)ビジネス客の需要取り込み、3)マカオ・オペレーションとのシナジー、など。

シンガポールのカジノ営業権は、2006-2007年を起点に30年であり、2030年末まで排他的独占期間が設定されている(マカオのカジノ営業権は2022年6月に満期)。

2019年4月3日、政府とIR2社の包括合意~優遇(独占期間延長等)と公益貢献をセット

政府とIR事業者2社の包括合意

4月3日、シンガポール政府(*)は、IR2事業者との包括合意の締結を発表。

(*)4省合同(Ministry of Trade and Industry, Ministry of Finance, Ministry of Home Affairs, Ministry of Social and Family Development)

合意の基本的な考え方は、既存2事業者に優遇措置を付与する一方、国際観光促進や依存症対策など公益性への強い貢献を求めること。合意の基本コンポーネントは以下の通り。

・2事業者の排他的独占期間を2030年末まで延長
– シンガポール政府は、2事業者に2007年3月から2017年3月の10年間の排他的独占期間を付与
– 2015年5月, シンガポール政府は2017年3月以降の方針について、追加ライセンスの発行より、2事業者と協業してサービスを強化することにプライオリティを置くと方針を示した

・第2期拡張投資(2社計90億シンガポールドル≒7,400億円)
・投資要件を充足しない場合、ペナルティ有り(ゲーミング税を参照)

・ゲーミングエリア拡張
– 現在、各IRは、15,000㎡が許容
– 今後、両事業者は、土地コストを負担することで、追加(MBS 2,000㎡, RWS 500㎡)のエリアを拡張可能
– ただし、ゲーミングエリアの施設面積比は、現行3.1%から2.3%に低下
– 現在、各IRは、スロット2,500台が許容
– 今後、両事業者は、追加(MBS 1,000台, RWS 800台)を設置可能

・プロブレム・ギャンブリング対策
– 現在、プロブレム・ギャンブリングは、コントロールできている
– National Council on Problem Gambling調査では、問題レート(problemとpathological計)は2010年当時の2.6%から2017年には0.9%に低下
a) カジノ入場料(シンガポール国民, PR)は、100シンガポールドルから150シンガポールドル(1日)に引き上げ。同様に、2,000シンガポールドルから3,000シンガポール(年間)に引き上げ。5年間のモラトリアム
b) The Ministry of Social and Family Developmentは、両事業者とレスポンシブルゲーミングを推進

・ゲーミング税引き上げ
– 現在、ゲーミング税は、GGR(Gross gaming revenue)に対し、5%(プレミアム客), 15%(マス客)
– 現行モラトリアム終了後(2022年2月)、政府はGGR連動税(Tiered casino tax structure)を導入へ。それぞれ8%以上、18%以上に
– 追加投資要件を充足しない場合、ペナルティとして、12%(プレミアム客), 22%(マス客)の固定を課す

シンガポール政府リリース:Integrated Resorts to invest S$9 billion in new world-class attractions and experiences

IR2施設 第2期拡張計画 各3,700億円投資~RWS, 任天堂ワールド

4月3日、Las Vegas SandsとGenting Singaporeは、シンガポール政府と第2期拡張合意(Second supplemental agreement)を締結したと発表。オリジナルのIR開発合意(Development Agreement)は、2007年3月1日に締結。

Marina Bay Sands 第2期拡張合意(運営会社:Las Vegas Sands)
・締結日:2019年4月3日
・投資額:45億シンガポールドル(約3,700億円)
<開発概要>
・延べ床面積(Gross floor area, GFA)は50%拡張, 16.4万㎡
・主要追加施設
– 最新アリーナ(15,000席)
– ホテルタワー(約1,000室)
– MICE拡張

Resorts World Sentosa 第2期拡張合意(運営会社:Genting Singapore)
・締結日:2019年4月3日
・投資額:45億シンガポールドル(約3,700億円)
・期間:5年間
<開発概要>
・延べ床面積(Gross floor area, GFA)は50%拡張, 16.4万㎡
・主要追加施設
(a) ユニバーサル・スタジオ拡張(ミニオン・パーク, スーパー任天堂ワールド):expansion of Universal Studios Singapore, with two (2) new highly themed and immersive environments – Minion Park and Super Nintendo World.
(b) 水族館拡張とリブランド:expansion of the S.E.A. Aquarium to be re-branded as “Singapore Oceanarium”.
(c) 劇場を新施設に転換:conversion of the Resorts World Theatre into a new Adventure Dining Playhouse.
(d) ホテル増設(約1,100室):expansion of in-resort accommodation with up to 1,100 more hotel rooms at a new waterfront lifestyle complex and within the central zone of Resorts World Sentosa (“RWS”).
(e) 海浜遊歩道:an enhanced waterfront promenade to be lined with restaurants and retail outlets, and a spectacular public attraction.
(f) MICE拡張:expansion of Meetings, Incentives, Conferences and Exhibitions (MICE) facilities which will bring in more events into Singapore.
(g) 無人交通システム:development of a driverless transport system (“DTS”) which will enhance last-mile connectivity to bring greater footfall to RWS and the rest of Sentosa Island.

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