第31回マカオタクシー事情
仕事をしながらネットを巡回していたら「マカオのタクシーが日本人女性客に法外な運賃要求」というニュースを発見。最近マカオへ行った人なら、 やっぱりという感じでしょうか。観光客が最大の客であるのに英語さえ話せない、まして
や態度は最悪というのがマカオタクシーですが、それでも筆者 がマカオ通いをはじめた5年前くらいはまだマシだったかなと。乗車拒否は基本的になかったし、運賃もメーター通りで、安く気軽に使えるマカオの足で した。
でも3年前くらいから、手を上げても停まることがほとんどなくなり、雨の日や深夜早朝は乗車拒否が当たり前。100ドル札を振って停めるという日 本のバブル時代みたいな感じになり、マカオのバブル感を改めて感じさせる状況に。そしてここ最近は、あらかじめ交渉するという発展途上国みたいな 感じになっています。今年訪澳した時なんかは、フェリーまで急いでいたのにリスボア付近からターミナルまで100ドルなんて言われ、さすがに頭に 来てスーツケースをゴロゴロしながらダッシュすること選択。乗りたい時に乗れないんでは、もう気軽な足として使えません。
行政側も対策に乗り出しているそうですが、あの連中がそうそう変わるわけもなく。かといって路線バスは分かりにくいし、ホテルのバスは自由度が低 いし、2016年に開業が予定されているMRT(電車)ができれば危機感を持つとは思いますが、計画が予定通りに進んでいるとは思えないし…。
日本のカジノ法案が廃案となり、カジノを楽しむにはまだまだマカオがベストという状況は変わらないからこそ、行政側の指導の結果が少しでも効果を 発揮していることに期待したいです。ということで、年明け早々にまたも訪澳予定。半年振りの最新マカオ事情を、またここで紹介できればと思いま す。
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パチンコ・パチスロライター 喜納臭蔵
学生時代にパチンコ・パチスロの 魅力に 取り付かれて、はや30年以 上。黎明期から始めたファン雑誌でのライター活動も20年を超え、このままずるず ると続けるしかないなと(やっと)覚悟を決める。ファン側の立ち位置にこだわるが故に副収入は一切ないが、なけなしの財布から年1回のマカオ旅行も継続 中。メールアドレス:kusazo@yahoo.co.jp