PiDEA編集部が「モモキュン」をみてみた

現在、ホールの中を埋め尽くさんばかりにアニメ版権があふれています。たしかに話題性があり、集客のフックにできる可能性は大きい。しかし、内容も 知らずにアニメパチンコ、マンガパチスロに飛びつくってどうなの？　せっかく設置するのなら、原作のよさを知っておくべきでは？　というわけでPiDEA 編集部が原作アニメを実際にみて、その良さを紹介しちゃいます。第4回は現在テレビ放送中の「モモキュンソード」。

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※若干のネタバレ要素を含むかもしれません。気になる方はブラウザバックお願いします。

西陣が2009年に発表したパチンコ「CR桃キュン剣」がアニメ化されて現在、TOKYO MXなどで放送しています。まだ本稿執筆時には第２話までしか放送されていないのですが、さっそくレポートしていきます。パチンコ発祥のアニメですからね！

イントロダクションは公式HPから引用しましょう。

ヒロインの「桃子」は、桃から生まれた天然系美少女。「皇天女」から一つになると世界を変えられるほどのパワーを持つ三千実の桃（みちみのもも）のカケラを探し集めて欲しいとの願いを受け、持ち前の正義感から犬神、猿神、雉神のお供を連れ、旅へ出ることに。

天界側、鬼族、そして人間界。それぞれの思惑が交差する。日本各地を舞台にドタバタあり、ギャグあり、変身あり、バトルあり、そしてちょっとセクシーな争奪戦が繰り広げられる。冒険おとぎファンタジーのはじまり、はじまり！！

ということで、童話の桃太郎よろしく、桃から生まれた桃子（声優：竹達彩奈）が主人公で、桃のようなプルルンおっぱい特徴です。鬼とのバトルではお供の犬、猿、キジと「憑依合体」からの必殺技がお約束。鬼も天女もみーんな強大な力を手に入れようと三千実の桃のカケラを集めるというわけです。全体的にコミカルなギャグ要素が強いファンタジー作品です。

桃子同様に登場人物がみんなセクシーな衣装を身につけているのが特徴。主人公の桃子は何かにつけてはだけます。爆発、斬撃、変身後などタイミングはさまざま。で、大体はだけるのが胸なんですね。普通、女の子の体で桃と言ったら尻だと思うのですが、おおむね胸です。尻だと性的イメージが強くなりすぎるのでしょうか。でも、尻が良かったです。

そして2話では少し笑える一幕が…

主人公の桃子とライバル関係にある鬼姫が初めて遭遇するシーンです。二人はたまたま入ったお団子屋で、同じタイミングで「お団子くーださい」と声をかけました。頼んだのが最後の一本だったんですね。お互い譲らず、「じゃあ大食いで決めましょ」となんと大食い対決に発展してしまうんです。普通、最後の一本のお団子をかけて大食い対決しますかね。「パチンコ演出」の背景がチラつく強引な展開に思わずニンマリとしてしまいました。っていうか絶対入ってるでしょ、あの演出。このアニメはそんな風に見ると、ポジティブな気持ちで楽しめるかもしれません。

製作陣、声優陣が豪華だったりするのですが、そんなものはこの作品は底抜けに能天気な桃子のドタバタ劇を楽しめれば、それでいいのだと思います。

（公式HP）
http://momokyun.com/

※写真はアニメ公式ホームページ、ニコニコ動画より