9月度保通協の試験状況/パチスロ適合3機種

2014.10.03 / ホール

10月1日、財団法人保安電子通信技術協会(保通協)は平成26年9月度の型式試験状況等について、同協会のホームぺージ上で報告した。

同月の適合状況は次のとおり。ぱちんこ遊技機=適合41機種、不適合7機種、回胴式遊技機=適合3機種、不適合43機種。これにより本年1〜9月までの適合数は、ぱちんこ遊技機=378機種、回胴式遊技機=171機種となった。

なお同月中に不適合となった事例では、ぱちんこ遊技機で、設計書等審査において「電源投入時にリードライトメモリーを初期化した場合としない場合で、遊技の結果に影響を及ぼす可動物の位置が異なる性能を有していた」があったほか、遊技機の試験における不適合事例が3件報告された。

回胴式遊技機では設計書類等審査において「遊技機が遊技者の意識に反して、貯留装置に記録された数の遊技メダルの払出しを行う性能を有していた」など4件。遊技機の試験では「入賞又は再遊技に係る図柄の組合せを表示して遊技が終了したとき、遊技者にあたかも実際の図柄が揃ったかのような印象を与え、遊技者が遊技の結果を誤認するおそれがある演出を有効ライン以外で行っていた」や、短・中・長時間出玉率が規則で定める範囲を超えたなど6件あった。

保安電子通信技術協会, 保通協, 型式試験