三木流「沖スロ集客のマル秘技」

2014.11.29 / 連載

【土曜】三木貴鎬のパチスロ機械選定セミナー

[第26回]沖スロっていきなり設置しても大丈夫?

皆さんこんにちは!!26回目の連載になりました。今回は、以前にも述べた事があるかもしれませんが、最近よく聞かれる沖スロについての質問に答えていきたいと思います。

「『ジャグラー』が稼働しているから沖スロも」といったホールさんが多いようです。しかし、設定判別要素が多い、出率の幅が設定ごとに広い……などなど、「ジャグラー」の運用方法とは異なると考えていた方がいいです。従って設定をうまく使えるお店でないと苦労すると言えます。

「沖スロは同じ機種で長持ちするの?」

(パイオニアさんの場合)1年に1回のペースで新機種が出てくるので、「ジャグラー」よりも販売ペースが鈍いから機械代がかからないと思いがちですが、最新機種では設定6の出率が微妙ですが上がっており、設定判別要素も微妙に増えてくることが、ここ数年の機種をみても明らかですので、新機種ごとにお客様の移動がおきる可能性が十分にあります。その結果、入れ替え頻度が高まる可能性も大いにあります。機械入れ替えの速度が速まる可能性には、十分留意した方がいいと思います。

「客層はどんな感じ?」

冲スロが根付いていない地域では、ほぼ若年層が対象になります。設定判別要素、高ベース、高設定域の出率が高いという点が若年層に好まれる要素になるでしょう。「ジャグラー」は年配層に若年層が混じるイメージですが、沖スロはその逆のイメージです。

「結局使えるの?」

上記にお答えした通り、薄利で設定を駆使して、お客さんが初めてつくといった運用になります。ある意味Aタイプの醍醐味を味わえる機種群ですので大事に根気よく使えるかが肝になります。なので、安易に導入すると、失敗する可能性も高いという事になります。

皆さんいかがですか? よくある質問に答える形にしてみましたが、結局、薄利なら低貸しやら、「ジャグラー」の方が楽だとか様々な選択肢が出てくると思います。「『ジャグラー』は買いにくいから」とか、「Aタイプ比率を増やしたいから」などの動機だけでは失敗する可能性大といえますね。今一度慎重に検討してみましょう。

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三木貴鎬

1972年生まれ。中央大学商学部卒。神奈川県をはじめ、東京都や千葉県などのスロ専で勤務。グループの複数店舗を指揮する統括部長などを歴任し、 2007年に独立。経験を生かしてコンサルタントに転身。2010年に都内にモデル店舗としてスロ専をオープン。現在もパチスロを中心に精力的にセミナー や講演会を行う。

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