【金曜】ド底辺ホール復活プロジェクト
コンサルティングの現場より(268) オンラインサロンという媒体
皆さん、こんにちは。アミューズメントビジネスコンサルティング株式会社の林です。2020年6月1日、パチンコ業界2番目のオンラインサロン「パチ盛りhttp://abc190608hp.wp.xdomain.jp/ 」がスタートしました。
おかげさまで大きな反響をいただき、執筆時点(6/2)でも事前の予測を超える数の入会をいただいています。ただ「オンラインサロンというものがよくわからない」、「何ができるのかがわからない」といった声も耳にします。そこで今回は「オンラインサロンという媒体」についてお話しようと思います。
オンラインサロンは月額会費制によってウェブ上で展開されるクローズドなコミュニティの総称です。大きな特徴は、
・クローズドなコミュニティであり、基本的にオンラインサロン内の内容に関して外部への情報流出は禁じられている為、意見が異なる人やアンチユーザーによる炎上リスクが小さく安心してやりとりが楽しめる
というものがあります。
(Wikipedia「オンラインサロン」https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%AD%E3%83%B3より)
例えばウェブ上での他者とのコミュニケーションで代表的なものに匿名掲示板やTwitterがありますが、これらはオープンな場での意見の発信とやりとりとなります。そして「オープン」である以上、炎上のリスクも存在しています。
これに対してオンラインサロンはその特長にも記載されている通り基本的に「クローズド」であり、炎上のリスクがかなり少ない場です。
オンラインサロンというシステムには主宰者、会員双方にメリットがあります。具体的な例は以下のとおりです。
〇 主宰者のメリット
・主宰者自身、また主宰者のコンテンツの価値についてよく理解しているユーザー向けに情報を提供できる。
・炎上リスクやアンチユーザーを恐れることなく安心して活動ができる。
・コアな支持層やファンから会費を徴収することで、自身のコンテンツによるマネタイズが可能になる。
〇 入会者のメリット
・オープンな場ではオープンにしていない主宰者の本音や、クローズドの空間だからこそ話せる情報や裏話などを知ることができる。
・オンラインサロン主宰者の投稿に意見を述べたり、質問や相談を投げかけたりと主宰者と気軽に交流ができる。
・趣味嗜好が近しい他のオンラインサロンメンバーとも気軽に交流することができる。特にオフ会ではメンバー同士の交流が盛んになる。
ただし「悪徳サロン」とされるものあることには注意が必要です。形のないモノ、情報商材とされるモノ全般に言えることですが、
・「稼げます」と断言している
・会員数が急速に減っている
・割引キャンペーンをしている
などが挙げられます。
目まぐるしく変わる現代社会においては「情報」というものは「なくてはいけないもの」となりつつあり、且つその取得のスピードも求められ、今までのような取得方法では追いつかない時代となってきました。
これまで主要な情報源だった業界誌、セミナー、FAXやメール、インターネット等での取得は「受け身」です。これらの情報に意見を発することも、また意見の交換をすることもかないません。情報が出るタイミングも「出す方次第」、これではほしいタイミングとはいえず、取得しただけで終わってしまいます。
「これから地方や中小は、どうやって情報を取得するか」
その答えの一つとしてオンラインサロンの活用があります。
■ 「パチ盛り」始動
パチンコを盛り上げるオンラインサロン、通称「パチ盛り」が始動しました。
このオンラインサロンは一人のカリスマ、著名人のファンクラブ的なものではなく、「参加メンバー全員が主役」としてメンバー同士が関わり意見を出しあい、より良いモノを作り上げる場です。
今回集まった方たちは皆、パチンコ営業の現場で実務を積み重ねてきた本当のスペシャリストばかりです。コラムを書いたり記事を書いたり、そういった「大所高所」から業界にかかわってきた面々ではなく、本当に実務で現場を渡り歩いてきた人たちです。彼らスペシャリストの言葉、アドバイスは「本当に現場で必要なこと」にダイレクトに響くと思います。
詳しい情報は公式HP http://abc190608hp.wp.xdomain.jp/ で随時公開していきます。
始動は6月です。
アミューズメントビジネスコンサルティング株式会社 代表取締役 林秀樹
(同社ホームページはこちらをクリック)
1972年生まれ、福井県出身。大学卒業後、遊技機販売商社勤務を経てパチンコホール企業へ。エリア統括部長、遊技機調整技術部長などを歴任したのち、株式会社エンタテインメントビジネス総合研究所入社。2012年、40歳となったことを機に起業。細やかな調整技術と正確な計数管理力で、勘や経験に頼らない論理的なホール経営を提唱する。著書に「ジリ貧パチンコホール 復活プロジェクト」(幻冬舎)がある。