集客できる見込みのある時期をどのように進めるか(林秀樹)

2019.12.20 / 連載

【金曜】ド底辺ホール復活プロジェクト
コンサルティングの現場より(244)細分化して考える

 

皆さん、こんにちは。アミューズメントビジネスコンサルティング株式会社の林です。賞与、...

【金曜】ド底辺ホール復活プロジェクト
コンサルティングの現場より(244) 細分化して考える

 

皆さん、こんにちは。アミューズメントビジネスコンサルティング株式会社の林です。賞与、年金の支給がありいよいよ年末年始営業が始まります。今年は暦も良く最大で9連休とちょっとした長めとなるはずです。

さて、こういう「集客できる見込みのある時期をどのように進めるか」は重要なかじ取りが求められます。

「集客が見込める時期」というのはSWOT分析でいうところの「Opportunity(機会)」に相当し、「攻め」が良いとされる時期です。しかし同じ「攻め」といっても自身の立ち位置で「攻め」の内容、アプローチは違ってきます。

  • 強い立場

強者はこの時期、集客できるという機会を最大限に生かして、圧倒的な出玉感を演出すべきです。同じ出玉率で営業しても客数が多いので出玉の実数は増えることを利用します。SWOTの「S×O(強みを機会に投入)」が最良の戦略となります。

  • 弱い立場

弱者はこの時期、集客できるという機会を最大限に生かして、のちの営業のために原資確保を優先します。しっかりと出玉率を落としますが、客数が多いので出玉の実数(出玉感、見た目)はこれまでと同じくらいにさせて利益額を確保します。SWOTの「W×O(弱みを機会で補う)」が最良の戦略になります。

 

この上記①、②は一般的な立ち位置による戦略の考え方です。もちろんこの通りでも構わないのですが今回はちょっと考え方を変えたほうがいいと思います。なぜなら現在は新台の魅力がどんどん落ちておりこの傾向は変わりません。これにより根本的な「お店の魅力」で格差が大きくなっていくことが予測されるからです。そのため、弱者であっても強者のような戦略で「お店の魅力」を作り出していくことが求められます。

 

弱者であってもお店を細分化していくと店舗内で相対的に「強い」部分があるはずです。例えば低貸部門や甘デジ、例えば海系など、店内で比較的良いと思える部門です。この部分に関しては上記①の「強者の戦略」を推進してほしいと思います。そしてそれら以外の弱い部分に②を適用する、と考えるのです。

 

「確かに店舗内の比較では“強い”かもしれないが、そもそも他店と比較すると強いとは言えない」

このように思う方もいるかもしれません。しかしここで重要なのは「他店との比較ではなく自店内の比較をする」ということです。他店と比べればまだまだな部分だとしても自店内では比較的に強い部分なので「強み」です。SWOT分析のS×O=「強みを機会に投入する」を実践すべき分野なのです。

 

「年末年始という時期をどう進めるか」。

店舗全体として一律という考え方は、今の時代では避けるべきです。より細分化して考えて、少しでも業績を上げられるアプローチを考えてほしいと思います。

 

 

 

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アミューズメントビジネスコンサルティング株式会社 代表取締役 林秀樹
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1972年生まれ、福井県出身。大学卒業後、遊技機販売商社勤務を経てパチンコホール企業へ。エリア統括部長、遊技機調整技術部長などを歴任したのち、株式会社エンタテインメントビジネス総合研究所入社。2012年、40歳となったことを機に起業。細やかな調整技術と正確な計数管理力で、勘や経験に頼らない論理的なホール経営を提唱する。著書に「ジリ貧パチンコホール 復活プロジェクト」(幻冬舎)がある。

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