神保美佳コラム「ヘブンブリッジのペンセット」

第３８回神保美佳のマニアックコラム「展示会おみやげ品評会」

　ここ最近、いいグッズがなかなか手に入らずちょっとご無沙汰してしまいましたが、今回は羽根モノ好きとしてぜひご紹介しておきたいお宝が登場です。そもそも、羽根モノ自体がほとんど発表されなくなってしまった昨今ゆえ、さらにその販促品など滅多に手に入らないという「覚悟」が必要なのは、言うまでもありません。

　しかし、西陣久々の羽根モノリメイクとともに珍しいグッズが配布されました。それが、写真1下の方にある『CRAヘブンブリッジ』のボールペンです。ちなみに上に置いたのは『CR交響詩篇エウレカセブン〜真の約束の地〜アネモネver.』のメモ帳なのですが、こちらもウワサの「SUPER小当りRUSH（大当り間を、小当りでつないでいく新タイプ）」一号機のグッズですから、マニア的には価値があるといえます。

　ということで、とりあえずボールペンの方をエウレカのメモ帳で試し書きしてみることにしました。…ちょっと、贅沢ですね（笑）。写真2の通り、ボディは赤と青ですがインクの色は黒だけでした。実用的といえばそうなのですが、ちょっとこれはお宝過ぎて使えないな〜…と、思います。

　で、最近の羽根モノ関連グッズといえば、実はもう一つお宝があったので引っ張りだして来ました。それが、写真3の『CRAシャカRAP』販促品です。羽根モノというだけでなく、ご存じの通りいったん会社更生法を申請してしまったマルホンのグッズという点も、大変大きなポイントです。こちらも偶然？　筆記具でしたので、大きさとしてはかなりコンパクト。箱の中には今流行の「フリクションペン（書いた後、ラバーでこすると消えるペン）」が入っていましたので、さっきのエウレカメモ帳で試してみることにしました。

　写真４のとおり、いったん蛍光ペンの方で書いたものを、ラバー部分でこすると…ほぉ〜、見事に消えてしまいました！　これも便利そうですが…やっぱり、マニアとしては使えないでしょうね（笑）。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

神保美佳

1990年、パチ ン コ好き が高じてOLからパチンコ業界誌記者に転身。93年にフリーとして独立。以降、「パチンコ必勝ガイド」やスポーツ新聞、一 般誌、業界誌などで活躍。パチンコ関連グッズコレクターとしても有名で、これまでにパンフレットや遊技機の部品、展示会のお土産など数千点を収集。著書に 「パチンコ大図鑑777」（白夜書房）、「パチンコ年代記」（バジリコ）など。ブログ「Pachinko MANIAC WORLD別館〜気まぐれ日記〜」も随時更新中。