林秀樹「利益はお客さまの満足追求のために必要」

2017.10.14 / 連載

【日曜】ド底辺ホール復活プロジェクト
コンサルティングの現場より(131) 10/27セミナー(3)

皆さん、こんにちは。アミューズメントビジネスコンサルティング株式会社の林です。10/27(金)、綜合ユニコム様主催にて「業績アップを図る[現場力][管理力][経営力]強化手法」と題したセミナーを開催します。今回もそのセミナー内容を簡単にまとめてお伝えします。今回は第三部「業績アップを図るために、すべきこと」をお伝えします。

「利益確保」「利益重視営業」、この言葉にはどうしてもお店の都合を優先した営業という印象があります。「お店(会社)のためのことをする」であって、決してそれはお客様のためにはならないことという印象です。しかしそれは間違いです。「利益」はお店のために確保するのではなく、お客様の満足を追求するために必要なものなのです。

経営学者のピーター・ドラッカー博士は、「利益は将来の原資である」と述べました。利益があるからお客様の求める商品の開発ができ、設備投資ができて、お客様の求めるサービスの提供ができるのです。これはどんな商売でも同じでありパチンコ店でも考え方としては同じです。つまり、
・お客様が求める遊技機購入の原資(入替の原資)
・お客様に楽しんでもらう出玉の原資
・お客様に快適なサービスを提供するための設備費用、サービストレーニングの費用の原資

など、パチンコ店を運営するために必要な費用すべてが利益からねん出されます。「利益とは何か」と聞かれればその答えは「将来の原資である」となり、「利益は何のために必要か」と聞かれればその答えは「お客様の満足追究のために必要だ」となります。

お客様の満足は「勝つこと」だけではないです。パチンコ店にいる間の様々な出来事、それらすべてで満足感を演出することは可能であり、そのために利益を確保すると考えてほしいと思います。出玉は満足感の一部でありすべてではないです。

業績アップを図るためにすべきこと、まずは「利益の確保」です。利益が足りないから入替ができないし玉も出せないです。また接客レベルの向上も覚束ないのです。適正な、自店自社にとって必要な利益額の確保をすることで必ず業績は上がっていきます。



● 綜合ユニコム様主催セミナーのお知らせ
10/27(金)、東京ガーデンパレスにて綜合ユニコム㈱様主催「遊技機規則改正後の計数管理活用術 ~業績アップを図る[現場力][管理力][経営力]強化手法~」と題したセミナーを実施いたします。
今回の内容は、
・単店企業、小規模チェーン企業がこの先、どのような営業を志向していくべきか
を、現場(ホール)・管理(責任者)・経営(経営者)の3階層に分けてお伝えいたします。
詳細は下記をご参照ください。
http://www.ab-c.jpn.com/612.html

●「The Professional」にインタビューが掲載されました
各界の著名人にインタビューをしてその考え方や生き方を紹介する「The Professional」に掲載されました。
http://the-professional.biz/tp0081/
各界で名を成した多数の方の素晴らしいお話が拝見できます。

●おかげ様でジュンク堂大阪本店にて、週間ビジネス書部門ランキング1位を獲得しました!また楽天、アマゾン等のネット販売でも常時ランキング上位となっております。ありがとうございます。
全国の書店で販売、またネットでは下記サイトで購入が可能です。
・amazon
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/434491046X/calepo01-22/

・楽天ブックス
http://books.rakuten.co.jp/rb/14606937/

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アミューズメントビジネスコンサルティング株式会社 代表取締役 林秀樹
同社ホームページはこちらをクリック

1972年生まれ、福井県出身。大学卒業後、遊技機販売商社勤務を経てパチンコホール企業へ。エリア統括部長、遊技機調整技術部長などを歴任したのち、株式会社エンタテインメントビジネス総合研究所入社。2012年、40歳となったことを機に起業。細やかな調整技術と正確な計数管理力で、勘や経験に頼らない論理的なホール経営を提唱する。

【日曜】ド底辺ホール復活プロジェクト, アミューズメントビジネスコンサルティング株式会社, 林秀樹, 綜合ユニコム