林秀樹「ド底辺のままならやり方を変えることも試すべき」

2017.04.29 / 連載

【日曜】ド底辺ホール復活プロジェクト
コンサルティングの現場より(107) 変える

皆さん、こんにちは。アミューズメントビジネスコンサルティング株式会社の林です。今日はGW2日目です。明日と明後日は平日ですが、先週の連載に記載したとおりここで緩めるようなことは絶対にしないでください。このGWで確保した利益がのちの「原資」です。5月後半は絶対に売上、稼働が低迷するので、その時に柔軟な戦術が取れるようにしてください。また、逆にここで取らなくても(緩めても)結果は同じです。

さて、「しっかりと利益を!」と思ってもなかなかいうことを聞かないのが現在の機種スペック、特にスロットで手を焼いているお店が多いと思います。稼働の良いお店なら「波」と捉えて、「長い目で見れば設定どおりになる」という考え方に立てるでしょう。しかしド底辺では確率の収束など遠い話であり、「いま、目の前」を何とかしないと先がないという状況です。「理想(理屈)」と「現実」は違いますよね。

このようなお店で「抑えられなくて困った」といった場合にはどうすれば良いのでしょうか。私の支援先にもこういった「いま、目の前をなんとかしないとならない」お店が多くあります。そして私にも解決方法の指示、アドバイスを求められます。しかし私にも「絶対、こうなる」という手法はありません。私が指示、提案できるのはただ一つ、

・変えてください

ということです。この「変える」というのは様々なところに及びます。打ち替えのタイミング、打ち込み、配置変更などの物理的なことから販促、誘導(客動線)、活気などの雰囲気的なことも含めて、です。そしてもちろん、「何もしない、放置」という選択肢もあるでしょう。要は「これまでやってきたこととは違うことをする」ということです。

「同じことを繰り返す限り、同じ結果を得る」
今回のように遊技機コントロールに関しても、「これまでのやり方を捨てて違うことをする」というのは違う結果を得るための一つの考え方といえるでしょう。そしてこれは全てのことに言えると思います。

今、なにかしら良くない結果になっていることがあれば、そのことについてのアプローチを変えてみることを試してください。それによって結果は必ず変わります。


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アミューズメントビジネスコンサルティング株式会社 代表取締役 林秀樹
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1972年生まれ、福井県出身。大学卒業後、遊技機販売商社勤務を経てパチンコホール企業へ。エリア統括部長、遊技機調整技術部長などを歴任したのち、株式会社エンタテインメントビジネス総合研究所入社。2012年、40歳となったことを機に起業。細やかな調整技術と正確な計数管理力で、勘や経験に頼らない論理的なホール経営を提唱する。

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