三木流「蒼天2と鉄拳3rdの超運用術」

2014.08.09 / 連載

【連載】三木貴鎬のパチスロ機械選定セミナー

[第10回]蒼天2と鉄拳3rdの超運用術

皆さんこんにちは!!10回目の連載になりました。今回は盆前なので主要機種の設定について述べてみましょう。「うちはベタピンだからいいよ」とは言わずに高稼働のお店はこういう設定の使い方をしているよ!ということをお伝えしましょう。

「蒼天の拳2」は「ジャグラー」のイメージ

まずは「蒼天の拳2」のポイントは以下のとおりです。

「弱スイカからの炎上突入率」・・・1と6で1.5倍ぐらい違う?

「強スイカ、強ベルからのAT直撃確率」・・・1~4と5,6で倍近く違う?

「奇数設定、偶数設定の挙動差はなし」

「設定1~3<4<5<6と段階的に各数値優遇」

 ということは、中間設定で勝率を上げてあげて、6を混ぜ込む運用が肝になります。タイプは全然違いますが、「ジャグラー」の運用イメージで、抜きすぎない事が重要ですね。

 10割のイメージ(台数は10台)

メリハリ型・・・1111122226

客滞重視(おすすめ)・・2222233344

「番長」導入時はさすがに減台せざるをえませんが、そこまでは頑張って使いたいところ。即止めも目立つのですが、客層が、年配層、サラリーマン層など多く出せばまだまだ使える台です。「ジャグラー」に近い使い方で、客滞重視で高実績といえます。

「鉄拳3rd」は設定6でも怖くない!

次に「鉄拳3rd」のポイントです。

「上段ベル確率が1と6で1,3倍ぐらい違う?」

「鉄拳チャンス突入率が1で1/400  6で1/200と倍くらいの差?」

これらを踏まえて128ゲームから200ゲームがほぼノーチャンスと発覚したので128ゲーム止めが頻発で稼働急降下。鉄拳チャンスが多く出る設定6を匂わせて即止め防止の使い方しかないように思います。というかそれしかできません。また、設定を打ち変えないと前日からのゲーム数の把握で据え置きかどうかばれやすいので、全台打ち変えなくてはならないと思います。

実際の使用例

10割狙い(10台)

1111111166

ただし、1で抜けるので、6を使ってもそれほど怖くない。

【結論】

これらは1部の優良店が実際に行っている設定の入れ方ですが、特定日や、強化日に10割狙いの機種を作っても有効だと思います。特に5.6枚などの等価でない地域な場合日々繰り返しこういった設定を入れている優良店も多いです。勝率を増やすというより、負け率を減らすイメージでしょうか。次回は、パチスロの「リング」と「仕事人」について述べていきたいと思います。

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三木貴鎬

1972年生まれ。中央大学商学部卒。神奈川県をはじめ、東京都や千葉県などのスロ専で勤務。グループの複数店舗を指揮する統括部長などを歴任し、 2007年に独立。経験を生かしてコンサルタントに転身。2010年に都内にモデル店舗としてスロ専をオープン。現在もパチスロを中心に精力的にセミナー や講演会を行う。

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