【日曜】林秀樹「ド底辺ホール復活プロジェクト」第19回

2015.06.01 / 連載

※金曜日から日曜日に移動しました!

コンサルティングの現場より(7) 気持ちで負けるな!

皆さん、こんにちは。アミューズメントビジネスコンサルティング株式会社の林です。5月度の営業が今日で終わります。今年は例年にも増して厳しい結果のお店が多かったようです。もちろんド底辺ド底辺ホールというからにはその状況に輪をかけて厳しかったと思います。そんなお店の状況を見ていると自分の気持ちもなかなか前を向く気にもなれないものです。このように厳しい稼働のド底辺ホールの雰囲気は、以下のとおり。

・暗い

・どんよりしている

・活気がない

そんな中に毎日いるとなにやら自分も辛気臭く元気がなくなっていくようです。でも、本当にそうなのでしょうかね?「お店に活気がないから自分も落ち込んでしまう」のでしょうか?ハッキリ言います。違います。「あなたに元気がないから、お店の雰囲気が悪い」のです。今のお店の状況はあなたが作り出しています!

人は毎分毎秒、日々「選択と決断」をしています。それこそお昼に何を食べようかとか、右を通るか左をとおるか、などなど。そんなときは「絶対に」自分にとって最良の、いちばんメリットのある選択をしているはずです(だれしも、選択の自由がある場面でイヤなほうは選びませんよね)。ということは究極的には、今の自分とその自分を取り巻く環境はすべて過去の自分が「最良の、こうありたい」と願った選択の蓄積で得られていることになります。つまり、今の自分が置かれている状況は「自分が作り上げた」ものだということなのです。

「そんなわけがない、今の状況は大いに不満だ!」

そう思うなら、まず気持ちで負けないでください。今の状況にため息をついているヒマはありません。自分を奮い立たせて前を向き、情熱をもって動き始めてください。それでなくても強豪店の店長は活気のある店舗にいることで自然と日々精力的に前を向いています。そんな敵に気持ちで負けていては何も始まりません。

ド底辺ホールの現場はとにかく「どんより」しています。それを作り出しているのは店長のあなたです。下を向かずに前を向く!ド底辺ホールからの脱却は「自分の気持ち」から!

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アミューズメントビジネスコンサルティング株式会社 代表取締役 林秀樹

1972年生まれ、福井県出身。大学卒業後、遊技 機販売商社勤務を経てパチンコホール企業へ。エリア統括部長、遊技機調整技術部長などを歴任したのち、株式会社エンタテインメントビジネス総合研究所入 社。2012年、40歳となったことを機に起業。細やかな調整技術と正確な計数管理力で、勘や経験に頼らない論理的なホール経営を提唱する。

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