【日曜】林秀樹「ド底辺ホール復活プロジェクト」第13回

2015.04.20 / 連載

※金曜日から日曜日に移動しました!

コンサルティングの現場より(1) できない理由は聞き飽きた!前を見ろ!

皆さん、こんにちは。アミューズメントビジネスコンサルティング株式会社の林です。突然ですが日々の営業に満足していますか? 「ド底辺ホール~」というからには当然、そんなことはないでしょう。だからこそいろいろなアイデアを出し、ミーティングで議論をして、頑張っていると思います。

さて、そんな議論の場で「○○してはどうだろう~」という意見が出たとします。すると他の出席者からこんな言葉が返ってくることがありませんか?曰く、「だって・・・」、「そうはいうけど・・・」、「いや、でも・・・」などなど。つまりこれらの言葉の最後には「~無理だよ」と続くのです。こんな会話、まったくもって不毛な議論です!何のために会議をするのか?それは「これから先の未来を変えるため」ではないでしょうか。それなのに過去のことばかりを挙げて、それでいったい何が変わりますか?

確かに、今現在置かれている状況を事実として捉えることは必要です。しかし、それをさも尤もらしく「動けない、動かない理由」に挙げる人がいます。「オレはこんなに現実を見てるんだぜ~、そんな案ができるわけないだろ~」とでも言いたいのでしょうか?ダメな、できない理由を挙げて得意満面な顔が浮かびそうです。これ、まったくバカげてます。できない理由なんかどうだっていいのです。「じゃあ、どうしたらできるんだろうか?」を話せない人は、会議を空転させ周りを疲れさせるだけです。

イイですか?どんなことをしたって「過去」は変えられないんです。今この状況という与えられた条件の中で成果を出すためには、見るべき・考えるべきは「未来」です。「前」なんです。

「できない理由は一切聞いていない。私が聞いているのは、どうすればできるのか、だ」

この言葉を常に意識して行動してください。言い訳だらけではいつまでたってもド底辺ホールから脱却することはできないですよ!

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アミューズメントビジネスコンサルティング株式会社 代表取締役 林秀樹

1972年生まれ、福井県出身。大学卒業後、遊技 機販売商社勤務を経てパチンコホール企業へ。エリア統括部長、遊技機調整技術部長などを歴任したのち、株式会社エンタテインメントビジネス総合研究所入 社。2012年、40歳となったことを機に起業。細やかな調整技術と正確な計数管理力で、勘や経験に頼らない論理的なホール経営を提唱する。

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