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[最終回]藤崎敏郎「人のやる気を出す2つの要因」

2016.11.25

【金曜】藤崎敏郎の人材育成セミナー
第最終回「賞与アップの効果!?」

そろそろ冬の賞与支給の時期になります。ある社長が、夏の賞与のエピソードを話してくれました。経営的には、賞与を支給するのは厳しい状況だけれど、社員のために出せるぎりぎりのところまで賞与を支給したそうです。そして、この会社での賞与の支給は、社長が社員の一人ひとりに感謝の気持ちを伝えて手渡ししているそうです。社員は満面の笑顔で、社長に感謝を伝えたそうです。

問題は、その後です。その社員の感謝の気持ちが、どれくらい残っているのでしょうか。その社長は、“二日くらいだった”と答えてくれました。

人のやる気を出させる要因として大きくは二つあるとハーズバーグが提唱しています。一つは「衛生要因」、もう一つは「動機づけ要因」です。

衛生要因とは、休日、給料・ボーナス、福利厚生、管理方式などです。これらが不足すると職務不満足を引き起こします。しかし、満たされたからといって、満足感につながるわけではありません。先の事例だと、ボーナスをもらうと嬉しいけれど、一時の満足だけでもっと仕事を頑張るという効果や、会社への帰属意識の向上などの効果が薄いのです。

動機づけ要因とは、達成感、責任感、自由度、承認、褒める、仕事そのものなどです。これらが満たされると満足感を覚えることができます。そして、持続効果も大きいのです。ある中堅社員が、このようなエピソードを話してくれました。「新入社員の頃に、宣伝広告のキャッチコピーを考えて提案したら、みんなが絶賛してくれて、それを店舗で大々的に使ってくれた。それが、嬉しくて、あれから5年たっているけれど、いまだに嬉しさがある。だから、頑張ることができている」

人間が不満を感じている時は、衛生要因を話しているケースが多いものです。そして、仕事に満足を感じるときは、その人の関心は、仕事そのものに向いているケースが多いのです。

平均的な衛生要因の確保をして、動機づけ要因を最高レベルまで持って行くことができれば、企業経営も部下指導もうまく行くでしょう。私はそのような社員研修を全国で実施しています。

追伸
約二年間、書いてきたこのブログですが、企業研修のニーズが多くなって、執筆の時間が取れなくなりました。今回で最後になります。これからも応援をよろしくお願いいたします。また、お問い合わせやご相談がありましたら、こちらがメールアドレスになります。→info@p-roumu.jp

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●プロフィール 藤崎敏郎(ふじさきとしろう)
・株式会社パートナーズリンク社長 ホームページ⇒http://p-link.co.jp
元セブン&アイグループの本社スタッフ。パチンコ企業にスカウト採用され、営業部長、そして、社内大学のメイン講師として活躍。その後、キャリアコンサルタ ントと社労士資格を取得して独立。社員研修と人事コンサルティングで日本各地を飛び回っている。これまでのコンサルティング企業数は延べ300社以上、研修の受講者数は15万人を超える。業界誌にも複数連載し、ナンバー1社員研修講師と評判が高い。

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