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藤崎敏郎「鋭く攻撃的な批判ってかっこいいですか?」

2016.09.16

【金曜】藤崎敏郎の人材育成セミナー
第115回「なぜ褒めるのが苦手なのか〜褒めると負け!?」

褒める研修をしました。他の人を褒める研修でしたが、ある受講者が逆に部下の批判を始めました。「褒めるところはない」と笑いながら、同じ会社の参加者と、その部下のことを冗談っぽくけなしていました。周りの受講者たちを批判する方へと誘導していました。

このタイプの人は、研修の講師も批判的に見ています。表情には「俺の方が上だ」と書いてあります。だから、講師の言うことも素直には聞きません。受講後に、その講師のことを他の受講者が褒めていたとしても、「あまり役に立たなかった」と答えています。また、会社の上司に対しても同様です。例えば、経営者の批判を辛辣にしています。自分の考える悪いところを一方的に話しています。

これは、「褒めると自分の負け」という考えが浸みこんでいるからです。相手を認めると自分の価値が下がると思っているので、批判的なことを言って自分の優位性を保とうとしています。

一般的に世の中では、批判する方と肯定的な意見を言う方では、批判する方が賢いと思われがちです。鋭く攻撃的なほど、カッコいいと思われがちなのです。例えば、マスコミ報道などで、そのようなモデルがあるので、無意識かもしれませんがマネをしてしまうのです。

特に、競争に勝ってきた人ほど、賞賛されて育っているので、勝者の意識が強くなっています。だから、相手を褒めることは、つまり、自分の敗北を認めるという意識になってしまっているのです。

もし、このようなタイプが部下にいたとしたら、その部下が何を望んでいるかを考えてみましょう。すると、見えてくることがあります。負けるのが怖い人の心の叫びです。それは、「褒めて欲しい」「尊敬して欲しい」「認めて欲しい」「愛して欲しい」などの叫びです。このような心の叫びに対応して、それにふさわしい勇気づけの言葉をかけましょう。自分も周りの人も勝つことを意識できることがゴールになります。


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●プロフィール 藤崎敏郎(ふじさきとしろう)
・株式会社パートナーズリンク社長 ホームページ⇒http://p-link.co.jp
元 セブン&アイグループの本社スタッフ。パチンコ企業にスカウト採用され、営業部長、そして、社内大学のメイン講師として活躍。その後、キャリアコンサルタ ントと社労士資格を取得して独立。社員研修と人事コンサルティングで日本各地を飛び回っている。これまでのコンサルティング企業数は延べ300社以上、研 修の受講者数は15万人を超える。業界誌にも複数連載し、ナンバー1社員研修講師と評判が高い。

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