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藤崎敏郎「経営者も人間。批判しすぎは危険です」

2016.09.23

【金曜】藤崎敏郎の人材育成セミナー
第116回「相手を批判し過ぎると…」

ある店長ですが、経営者の批判を繰り返していました。自分が正しいと思っているので、勘違いをしていることに気づいていませんでした。それは、経営者から給料をもらって仕事をしていることです。

給料はお客様からいただいていると言われることがあります。これは、お客様を大切にして欲しいために教えていることです。実際は、経営者がキャッシュフローに悩みながら、給料を社員に出しているのです。苦しい経営のかじ取りをしながら、なんとか、社員に給料を払っているのです。このことが分かっていないで、経営者批判を繰り返していると、とんでもないしっぺ返しがきます。

経営者も人間です。ガマンの限界を超えたら、それなりの対応を取るのです。「いらないから辞めてくれないか」というケースや、降格や異動をさせたりするのです。

このことが分かっていない人がいたとしたら、想像力の欠如です。もし、自分が他の人から批判され続けたら、怒って闘うと思います。経営者も部下と闘うのです。ふだん、おとなしくて優しい経営者でも、大ナタを振るうのです。

例えば、私も通常のセミナー中は、穏やかに話をしています。ところが、セミナー中に携帯メールを続けたり、電話が鳴るたびに何度も出入りする受講者がいたとしたら、「出て行け!」と追い出すでしょう。聴く姿勢を見せないということは、言い換えると、セミナーの批判なのです。聴く価値がないと言っているようなものです。だから、「出て行け!」と指導をするのです。もちろん、冷静な気持ちではありません。怒りの気持ちで、「時間のムダになることは止めよう。出て行きなさい」ということなのです。

世の中には自分が一番偉いと勘違いをしている人がいます。いつも、他の人の批判をして、自分が偉いと勘違いをしています。そのような人で、人望がある人に出会ったことはありません。だんだんに孤立していって、話し相手も助けてくれる人もいなくなってしまうケースがほとんどです。

たくさんの人に幸せになって欲しいと願っている私でも、そのようなタイプとは距離を置くようになります。このようなタイプの人は、助けてあげても、それは自分が偉いからだと勘違いをして、もっと助けるべきだと思っているからです。もし、そのような部下がいたとしたら、もしかしたら、大ナタを振るうケースも必要かもしれません。


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●プロフィール 藤崎敏郎(ふじさきとしろう)
・株式会社パートナーズリンク社長 ホームページ⇒http://p-link.co.jp
元セブン&アイグループの本社スタッフ。パチンコ企業にスカウト採用され、営業部長、そして、社内大学のメイン講師として活躍。その後、キャリアコンサルタ ントと社労士資格を取得して独立。社員研修と人事コンサルティングで日本各地を飛び回っている。これまでのコンサルティング企業数は延べ300社以上、研修の受講者数は15万人を超える。業界誌にも複数連載し、ナンバー1社員研修講師と評判が高い。

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